ネギ(葱)
- 英語:Welsh onion
- 学名:Allium fistulosum
- ユリ科ユリ属、ネギ科ネギ属の野菜
- 原産:中国西部・中央アジア
- 特有の辛味と匂いを持つ
- 根は最下端から1cmまで、そこから上全部は葉
- 旬:11月~2月
種類
根深ねぎ、白ねぎ、長ネギ
葉ねぎ、青ネギ
- 九条ねぎ
- 万能ネギ
- やっこねぎ
- 観音ネギ(九条ネギの改良品種)
- わけぎ(ねぎとたまねぎの雑種)
- あさつき(わけぎより細く、辛みが強い)
- 芽ねぎ
主な栄養・成分
- アリシン(硫化アリルの一種)
- イオウ
- ビタミンC
- β-カロテン(ビタミンA)
- カルシウム
- アリチアミン
- ビタミンK
- カリウム
- 葉緑素
- 食物繊維
- ネギオール
効果・効能
- 発汗作用
- 血液をサラサラにし、血行が良くなり体が温まる
- 風邪予防
- 殺菌・抗ウイルス作用
- ウィルス・細菌の侵入を防ぎ、免疫力を高める
- 抗酸化作用
- ビタミンB1の吸収を助ける
- 疲労回復
- 消化液の分泌を促し、食品の消化、吸収を高める
- 抗ストレス効果
- 食欲増進
- 悪玉コレスレロールを防ぐ
- 生活習慣病・老化を防ぐ
- 糖尿病、動脈硬化の改善
- 血圧を正常に保ち、高血圧の予防・治療
- がんを予防する
- 夜盲症(とりめ)の予防
- 目、皮膚、粘膜などの健康を維持する
- コラーゲンの合成を助け、体の組織を丈夫にする
- シミ・くすみの原因であるメラニン色素を減らす
- イライラの解消
- 骨を丈夫にする
- 鎮静作用
- 冷え性、肩こりに効く
- 匂いにはリラックス効果があり、不眠に効果的
食べ方
- 薬味(味噌汁、冷奴、蕎麦、うどん、納豆など)
- 鍋料理
- ねぎ焼き
- スープ
- 炒め物
- ねぎみそ
- ラーメン
- すき焼き
- 焼き鳥(ねぎま)
- お好み焼き
- チャーハン
- カツ丼
- サラダ
- 加熱調理する場合は、熱に弱いため、素早く火を通す
- 白いと緑の部分がはっきりしているものを選ぶ
- 白い部分が硬くしまっているもの(白ねぎ)を選ぶ
- 先の方まで緑色が鮮やかなもの(葉ねぎ)を選ぶ
- 新聞紙などで包み冷蔵庫か涼しい場所へ(葉を少しだけ出して立てておく)
栽培
- 根深ねぎ:耕土が深く、冬の寒さのきびしい地方
- 葉ねぎ:温暖で耕土の浅い地方
- 根深ねぎ:定植後、土寄せをくり返す
注意