セロリ

英語：celery
学名：Apium graveolens var. dulce
別名：セルリー、オランダ三つ葉、清正人参
セリ科オランダミツバ属淡色野菜
原産：地中海沿岸

主な栄養・成分

カリウム
β-カロテン(ビタミンA)
ビタミンB1、B2
ビタミンC
ビタミンE
食物繊維
ビタミンU
鉄
マグネシウム
アビオイル
アピイン
セネリン
メチオニン
セダノリッド
クマリン
フラボノイド
フタライド
フェノールカルボン酸
テルぺノイド
カロチノイド
テルペン
ピラジン
ポリフェノール

効果

精神を落ち着かせる沈静効果
頭痛などの鎮痛作用
イライラ・ストレスを解消する
リラックス効果
抑鬱症状の改善
ストレスによる不眠症、精神不安、ノイローゼなどを和らげる
神経を鎮め、食欲を増進させる
抗酸化作用
活性酸素から細胞を守る
血液をサラサラにし血液循環をよくする（血小板凝集抑制作用）
末梢血管を広げ全身の血行を促す
細胞の生まれ変わり（新陳代謝）を活発する
皮膚・粘膜を保護し、眼の機能を正常に保つ
肌のハリ・潤いを保つ
シミ（メラニン色素）の生成を防ぐ
コラーゲンの合成を助ける
紫外線に対する抵抗力が高まり、シミ・そばかすの予防に効果
老化、がんの原因となる活性酸素を吸収、除去する
ナトリウム（塩分）を排泄する
長時間の運動による筋肉の痙攣を防ぐ
悪玉コレステロールを体外に排出し、血糖値の上昇を抑える
血圧の上昇を抑え、血管を丈夫にし、動脈硬化・高血圧を予防する
血栓を溶解し、脳梗塞・心筋梗塞を予防する
視機能を改善し、夜盲症・眼精疲労を予防する
疲労回復
腸内環境を整える
便秘解消
善玉菌が増殖し、免疫力の向上に役立つ
胃酸の分泌を抑え、胃腸粘膜を修復し、胃・十二指腸の潰瘍を修復する
常食すると肝機能が強化し、女性ホルモンの分泌が活発になる
生理不順予防、更年期障害予防に役立つ

食べ方

ジュースにする
生のまま食べる（サラダ）
火を通す
漬物
佃煮
スープ
シチュー
炒め物
煮込み
天ぷら
油っこい料理のつけ合わせ
葉に栄養が豊富なため、捨てないこと
肉・魚の臭み消しに効果がある
生で食べると食欲増進効果がある
においが苦手な場合、牛乳を加える
葉と茎に分け、葉は保存袋に入れ、茎は立てたまま冷蔵庫で保存
香りが強く葉が青々・パリっとしたものを選ぶ
茎は太く丸みがあり、内側のくぼみが狭いものを選ぶ

注意点

種を炒ったものや、種から搾取した油は、子宮を刺激し流産・早産の危険性があるため、妊婦は摂取を避ける