ブロッコリー
- 英語:Broccoli
- 学名:Brassica oleracea var. italica
- 別名:ミドリハナヤサイ(緑花椰菜)、メハナヤサイ(芽花椰菜)
- アブラナ科の緑黄色野菜
- 原産:地中海沿岸(イタリア)
- 緑色の花蕾、茎、葉は食用
主な栄養・成分
- ビタミンC(レモンの2倍、キャベツの約3~5倍)
- β-カロテン(ビタミンA)
- カリウム
- ビタミンK、E
- 葉酸
- ビタミンB1、B2、B6
- 食物繊維
- カルシウム、リン、鉄、クロム、セレン、亜鉛
- インドール化合物
- スルフォラファン
- フラボノイド
- 葉緑素(クロロフィル)
- ルティン
- イソチオシアナート
- ポタシウム
- グルコラファニン
- カルチノイド
効果・効能
- 免疫力を高める
- 粘膜の抵抗力を高める
- 細菌感染の予防
- 風邪の予防
- 抗酸化作用
- がんの予防(食道、肺、肝臓、乳、子宮頸、前立腺がんなど)
- 血中コレステロール値を下げ善玉コレステロールを増やす
- 高コレステロールの改善
- 動脈硬化・高血圧の予防
- アテローム硬化症、心臓発作や卒中の危険性を減らす
- 消化を助ける
- 脂質・糖質の代謝に働く
- 疲労回復
- 老化防止
- 抗ストレス
- イライラの解消
- 骨の強化
- 紫外線から目を守る
- 老化に伴う黄斑変性・白内障を防ぐ
- 目の網膜の形成
- ピロリ菌抑制
- コラーゲンの生成を助ける
- シミ、そばかすの防止
- 皮膚や粘膜の保護
- 脳機能を維持する
- 筋肉の成長を促す
- 肝臓の機能を高める
- 便秘を防ぐ
- 低血糖を維持し、過食を防ぐ
食べ方
- ゆでてマヨネーズなどの調味料をつけて食べる
- サラダなどで生食
- シチューの具
- スープの具
- 炒め物
- 天ぷら
- 糠漬け(主に茎)
- ブロッコリースプラウト
- 低温で保存
栽培
- 生育適温は20℃前後
- 冷涼な気候を好む
- 春、秋が栽培適期
- 苗の植えつけ後50日余りで収穫できる
- 春まき、2月中旬~3月中旬にタネまき、6月に収穫
- 夏まき、7月中下旬にタネまき、10月下旬に収穫
- 完熟堆肥などの有機物をたっぷり施す
- 植えつけの2週間前に、1m2当たり100gの苦土石灰を散布し、よく耕しておく
- 平畝は幅60~70cm
- 株間は40~45cm
- 株元をしっかり押さえ、土と根鉢を密着させる