サトイモ(里芋)

  • 英語:taro
  • 学名:Colocasia esculenta
  • サトイモ科の植物
  • 稲よりも古い野菜
  • 原産:インド東部~インドシナ半島
  • 茎の地下部分(塊茎)は食用
  • 主な品種:石川早生(いしかわわせ)
  • 旬は秋~冬
  • 主な産地:千葉県、埼玉県

主な栄養・成分

  • 食物繊維
  • ムチン
  • ガラクタン
  • カルシウム
  • カリウム
  • ビタミンC、B1

効果・効能

  • 脳細胞を活性化させ痴呆・ボケを予防する
  • 免疫力を高め、がんの発生・進行を防ぐ
  • 風邪の予防
  • 消化を促す
  • 整腸・便秘の解消
  • 胃・腸壁の潰瘍を予防し肝臓を強化する
  • 滋養強壮
  • 糖質の分解を助ける
  • 便通を促し、コレステロール・毒素を排泄する
  • 余分なナトリウム(塩分)を排出し、高血圧・むくみを防ぐ
  • 肝臓、腎臓を補益する
  • 老化防止
  • タンパク質の消化・吸収を高め胃腸の働きを活性させ、潰瘍の予防に役立つ
  • 唾液腺ホルモンの分泌を促し消化を助け、便秘を解消させる
  • 慢性腎炎には、こげるまで焼いたものを粉末にして飲む
  • 糖尿病には、煮たものを適量食べる
  • 下痢には、乾燥した里芋の葉柄(ズイキ)を煎じて飲む

食べ方

  • 里芋のぬめりを調理の前に洗い落とすと効能が半減する
  • 丸ごと茹でて皮を剥き、塩や醤油をつけて食べる
  • 煮物
  • 汁の実
  • 田楽
  • あえ物
  • 揚げ物、素揚げ
  • ずいき
  • がめ煮(筑前煮)
  • 芋がら縄
  • 芋棒
  • きぬかつぎ
  • 丸みがあり、傷が無いものを選ぶ
  • 重みがあるものを選ぶ
  • 冷蔵庫には入れない
  • 土がついたまま新聞紙などに包み、風通しの良い冷暗所に保存

注意

  • 里芋のぬめりを調理の前に洗い落とすと効能が半減する
  • 里芋のぬめりは、のどの粘膜を刺激するため注意が必要