かぼちゃ(南瓜)

  • 英名:pumpkin;squash
  • 学名:Cucurbita
  • ウリ科カボチャ属緑黄色野菜
  • 原産:南北アメリカ大陸
  • 主な産地:中国、インド、ウクライナ、アフリカ
  • 果実は完全に熟してから食する

主に3種類

  • 西洋かぼちゃ
  • 東洋かぼちゃ
  • ペポかぼちゃ

主な栄養・成分

  • カロリーが高い
  • 炭水化物
  • β-カロチン(ビタミンA)が豊富
  • ビタミンE(含有量が野菜の中でトップクラス)
  • ビタミンC
  • カリウム
  • ビタミンK
  • 葉酸
  • ナイアシン
  • ビタミンB6
  • パントテン酸
  • マグネシウム
  • モリブデン
  • 食物繊維
  • セレン
  • ポリフェノール
  • かぼちゃの皮や種には、栄養が多い
  • βカロテン(ビタミンA)、ビタミンEは脂溶性なため、油で調理すると吸収率が上がる

効果

  • 抗酸化作用
  • 抗発がん作用
  • 免疫賦活作用
  • 免疫力を高める
  • 皮膚・粘膜を強化し細菌・ウイルスから体を守る
  • メラニン色素の生成を防げ、シミなどを予防する美肌効果
  • 白血球の働きを強化し、ウイルスに攻撃する
  • 回復力を高める
  • 風邪、C型肝炎(感染症)を予防する
  • 髪の健康維持
  • 視力維持(目の網膜)
  • 粘膜・皮膚の健康維持
  • 喉・肺など呼吸器系統を守る
  • 眼の機能を正常に保ち、疲れ眼・夜盲症を改善する
  • 体に害のある活性酸素を抑える
  • 老化の進行・生活習慣病・がんなどを予防する
  • 細胞の老化・がん化を防ぐ
  • 体を温める
  • 冷え性、のぼせ、肩こり、腰痛などの更年期の諸症状を和らげる
  • 腸内環境を整える
  • 腸のぜん動運動を高め、便の排泄を促す
  • 便秘の予防・改善
  • 胃腸潰瘍の予防・改善
  • 大腸がん・糖尿病・前立腺肥大の予防
  • 精力増強
  • 長時間の運動による筋肉の痙攣などを防ぐ
  • 回虫駆除
  • 血管を広げ、弾力をつけ、血行を促す
  • 貧血を予防する
  • 塩分を排泄し、低血圧・高血圧を防ぐ
  • 動脈硬化の予防

かぼちゃ選び

  • ヘタ:周りがややへこんでいるもの
  • 皮:硬く、ずっしりと重いもの(西洋かぼちゃであれば、皮の緑色が濃いもの)
  • 果肉:厚く、黄色が濃いもの
  • 種:厚みがあり、ふっくらしているもの

調理・保存

  • 完全に熟してから食す
  • 皮は硬いが、長く煮ることでやわらかくなり食べられる
  • 天ぷら
  • 味噌汁の具
  • 煮物
  • お菓子
  • ポタージュ
  • 丸ごと保存する場合、新聞紙に包み風通しの良い涼しい場所(夏に採れたものを冬まで保存できる)
  • 切ったものを保存する場合、種・わたを取り、ラップを密着させ包み冷蔵庫の野菜室で保存(食べきれないとき、加熱しつぶしてから冷凍する)
  • 種子(パンプキンシード)はナッツとして市販されている

注意点

  • 食べ過ぎると皮膚が黄色くなる(柑皮症:かんぴしょう)