キクラゲ(木耳)
- 英語:cloud ear mushroom
- 学名:Auricularia auricula-judae
- キクラゲ目キクラゲ科キクラゲ属のキノコ
- 主に中国、日本、韓国などの東アジアで食用
- 旬は6月~9月
- 主な産地:九州
- 黒いキクラゲと白いキクラゲの二種類がある
主な栄養・成分
- β-グルカン
- 食物繊維
- エルゴステリン(ビタミンD)
- ビタミンB2などビタミンB群
- ビタミンE
- 鉄
- カリウム
- カルシウム
- マンニトール、トレハロース
効果・効能
- マクロファージ、ナチュラルキラー細胞、T細胞、B細胞の活性化を促す
- 免疫力を高める
- 抗ウイルス作用
- 免疫力を高め、がんを防ぐ
- 大腸がんの予防(特に乾燥キクラゲ)
- 骨の新陳代謝を助ける
- 丈夫・健康な骨をつくる
- 血中のカルシウム濃度を一定に保ち、骨粗しょう症を防ぐ
- カルシウム・リンの吸収を良くする
- 疲労回復、老化防止、滋養強壮
- 細胞の新陳代謝を助け、健康な皮膚・髪・爪をつくり、成長を促す
- 粘膜を保護する
- 乾燥肌・肌荒れ・口内炎の改善
- 便秘の予防と改善する
- 有害物質を吸着し体外に排出する
- ナトリウム(塩分)の排出を促す
- 造血作用・貧血を予防、改善する
- 血液をサラサラにし、血栓を防ぐ
- 脳梗塞・心筋梗塞などの予防
- コレステロール値、血糖値、血圧を下げる
- 動脈硬化を抑える
シロキクラゲとクロキクラゲは若干違う
- シロキクラゲは、抗酸化作用があり、過酸化脂質を抑え、動脈硬化・老化防止に有効
- シロキクラゲは、咳を止めるなどぜんそくに有効
- シロキクラゲは、植物性コラーゲンを含み、肌に潤いを与え、シミやそばかすに有効
- クロキクラゲは、鉄、ビタミンB2が豊富、動脈硬化・高血圧・心臓疾患・婦人科系の疾患に有効
食べ方
- 炒め物、酢の物
- あえ物、サラダ
- スープの具
- 刺身、チゲ、ナムル
- 中華料理、豚骨ラーメンの具
- 精進料理、普茶料理
- デザートの具
- 生のキクラゲはそのまま使える
- 乾燥キクラゲは水か湯で戻す必要がある
- 肉厚で艶があり色が濃いものを選ぶ
- 大きさや縮れ具合は気にしない
- 生の物は水気をとり保存袋に入れ、冷蔵庫で保存
- 冷凍の場合、保存袋に入れ空気を抜き冷凍する
- 乾燥させる場合、天日干しと、完全に水分が無くなるまで乾燥させる