ゆり根(百合根)
- 英語:lily bulb
- 食用とされるユリ科ユリ属植物の鱗茎(球根)
- 主な産地:北海道
- 旬は晩秋~冬
- 種類として鬼ゆり、小鬼ゆりがある
- 現在食用として栽培されているゆり根の95%は苦みの少ない小鬼ゆり
主な栄養・成分
- 炭水化物
- カリウム
- 葉酸
- グルコマンナン(食物繊維)
- ビタミンC(特徴:加熱による損失が少ない)
- 鉄、リン、カルシウム
- たんぱく質(じゃがいもの2倍)
効果・効能
- 高血圧予防
- 滋養強壮
- 体に活力を与える
- エネルギーの代謝を円滑にし、細胞が正常に活動する環境を作る
- 整腸作用
- 便秘予防
- きれいな肌・髪をつくる
- 胎児の発育を助ける
- 筋肉の収縮をスムーズにする
- 腎臓に溜まりやすい老廃物の排泄を促す
- 利尿作用
- 細胞内の酵素反応を調節する
- 精神を安定させ、イライラを解消する鎮静作用
- 赤血球を正常に作り出す
- 咳どめ
食べ方
- そのまま食用出来る
- 茶碗蒸しなどに入れる
- 正月料理
- 京懐石料理
- 真っ白でぷっくりしたゆり根は高級品
- 洗わずにおがくずに埋めたまま冷蔵する(2~3ヶ月)
- 洗った場合の冷蔵保存(1週間)
- りん片をはがしている場合、蒸すか、固ゆでして冷凍する
下ごしらえ
- 全体を水洗いする
- サビ・傷を削り取る
- りん片を一枚ずつはがし、水に放す
- 根を切り落とす
- 芯をはがす
- 水気を切って下ごしらえ完了