しょうが(生姜)
- 英語:ginger
- 学名:Zingiber officinale
- ショウガ科ショウガ属の多年草(野菜、生薬)
- 原産:熱帯アジア
- 主な産地:高知県
- 旬は秋
- 新ショウガは夏が旬
栽培・収穫方法により根生姜、葉生姜、矢生姜に分類
- 根生姜:地下の塊根部分が食用
- 葉生姜:根茎が小指程度の大きさ(谷中生姜)
- 矢生姜:茎元が紅色、焼魚の添え物(艶やかな色合い・毒消し・香り付け)
新生姜、古根生姜
- 新生姜:収穫したて、夏に早掘りし出回る生姜、白っぽく柔らかく爽やかな辛味がある
- 古根生姜(囲い生姜):収穫後、2ヶ月以上保管、色が濃く辛味が強い
ショウガは大きさ別に見ると大生姜・中生姜・小生姜に分類
- 大生姜:晩生種、大きい、生鮮用や漬物、一般的の野菜売り場にある生姜
- 中生姜:中生種、大生姜に比べ小さめ、辛味強く、貯蔵せずに漬物や加工品に、品種として三州生姜・黄生姜がある
- 小生姜:早生種、小さく辛味は強く、早掘りし葉生姜やはじかみに、品種として金時生姜・谷中生姜がある
注目栄養・成分
効果・効能
- 発散作用
- 健胃作用・吐き気止め
- 殺菌効果
- 風邪予防、風邪の初期症状の治療、咳止め
- 興奮作用
- 強壮作用
- 血行をよくし体を温める温熱効果(100℃以下で加熱、蒸してから乾燥させたしょうが)
- 免疫力を高める
- 冷え性改善
- 解熱作用(生しょうが)
- 認知症・アルツハイマー病などの神経変性疾患を防ぐ
- 有酸素運動による体脂肪燃焼を高める
- 体脂肪を分解し筋肉で消費されやすくする
- 運動後の筋肉の痛みを緩和する
- 動脈硬化予防
- 消炎・鎮痛効果
- アレルギー予防
- 中性脂肪値・悪玉コレステロール値の低下(習慣的に摂り続ける)
- 大腸がんの予防
- 変形性関節症・月経困難症による痛みを緩和する
- 美肌の保持・増進
- 放射線による健康障害を予防・軽減する
- 腸管出血性大腸菌による食中毒の予防
食べ方
- 主に香辛料として使われる
- すりおろす
- すりおろしたものを醤油と合わせた生姜醤油
- 千切りにする針生姜
- 刻んで振りかける
- 薬味(冷奴、素麺、アジの寿司、たたきなど)
- カレー、酸辣湯などにつける
- 魚・肉料理の臭味を消す
- 煮物、炒め物、スープに薄切りしたものを加える
- 甘酢漬け、紅生姜、砂糖漬け
- 生姜飴、生姜糖
- 葛湯、冷やし飴(飴湯)、ジンジャーエール、生姜茶(センガンチャ)
- ジンジャークッキー、ジンジャーブレッド