ナス(茄子、なす、奈須比)
- 英語:eggplant
- 学名:Solanum melongena
- ナス科ナス属の植物(果実)
- 原産:インド
- 未熟の柔らかい果肉・種子を食用とする
主な品種
- 小丸ナス
- 丸ナス
- 中ナス
- 小ナス
- 卵形ナス
- 中長ナス
- 長ナス
- 大ナス
- 米ナス
栄養・成分
- ナスニン(アントシアニン)
- コリン
- プロテアーゼインヒビター
- アルカロイド(灰汁)
- 水分
- 糖質
- 脂質・タンパク質・ビタミン類・ミネラル(含有率低い)
- カルシウム・カリウム・モリブデン・食物繊維(比較的多い)
効果
- 抗酸化作用
- 免疫力を高める
- 老化を防ぐ
- 動脈硬化の予防
- がんの発生・進行を抑制する
- 血圧・コレステロールを下げる
- 胃液の分泌を促す
- 肝臓の働きを良くする
- 口内炎、胃炎、肝炎、関節炎の痛みを抑え、症状を改善する
- 神経痛、痔の改善
- 血栓の予防
- 目の疲労を改善する
- 体を冷やす作用
- のぼせ症の改善
- 歯槽膿漏の予防(ヘタを黒焼きにして塩を混ぜ、患部に塗る)
- 食あたりを改善させる(へたを乾かし煎じて飲む)
- しもやけの症状緩和(へたを乾かし煎じて患部を洗う)
- 炎症をおこしている患部の熱を取り、痛みを解消する
- 歯痛・口内炎・舌のただれの改善(ヘたを黒焼きにして患部に塗る)
- イボ取りに効果(なすをおろししぼった汁を、毎日イボに塗る)
調理・料理
- 焼く
- 煮る
- 揚げる
- 蒸す
- 炒める
- 油を良く吸収し相性が良い
- 油を吸わせたくない場合、少量の水で軽く煮てから炒める
- ナスは古くからフグと相性が良い
- 漬物
- 浅漬け
- ぬかづけ
- マリネ
- しぎ焼き
- 麻婆茄子
- なす田楽
- 焼きなす
- なすの味噌炒め
- 煮びたし
- カポナータ
- グラタン
- ムサカ
- 初夢漬(千葉県)
- 色つや・ヘたの新しさを重点に新鮮なものを選ぶ
- ラップにくるんで冷蔵庫で保存
注意点
- 妊婦(女性)は、食べすぎると体が冷え、弊害となる
- ぜんそく・せきがよく出る場合、多食すると症状が悪化する
- 声を多く使う仕事の方は、のどをあらすため、多食は避ける