アスパラガス
- 英語:asparagus
- 学名:Asparagus spp
- ユリ科アスパラガス属の多年草
- 原産:南ヨーロッパからロシア南部(地中海東部)
- 主産地:北海道
- 栽培:冷涼地
- 種類:グリーンアスパラガス、ホワイトアスパラガス
- 旬(国内産):4月~6月
- 新芽の茎は食用
グリーンアスパラガスとホワイトアスパラガスの違い
- 品種は同じ、栽培方法が違う
- グリーンアスパラガスは芽が日光に当てる
- ホワイトアスパラガスは春先に芽が出ると土を盛り芽を日に当てない
- グリーンアスパラガスは青臭みがあり、栄養価は高い
- ホワイトアスパラガスは甘みがあり、栄養価は低い
主な栄養・成分
- タンパク質(豊富)
- 葉酸
- アスパラギン酸
- ルチン(ビタミンP)
- カリウム(アスパラギン酸カリウム)
- β-カロテン(ビタミンA)
- ビタミンB1、B2
- ビタミンC
- ビタミンE
- ビタミンK
- コバルト
- 鉄
- 食物繊維
- フラボノイド色素
効果
- 糖質の代謝を促し、疲労・だるさをとる(疲労回復・スタミナ増強)
- たんぱく質とDNAの合成に働きかける
- 細胞の分裂や発育を促す
- 赤血球を構成する
- 貧血の予防
- 毛細血管を丈夫にし、血圧を下げる
- 動脈硬化予防
- 有害な活性酸素を除去する抗酸化作用
- 利尿作用により、腎臓や肝臓の機能回復に効果
- 皮膚・粘膜を健康に保つ
- メラニン色素を抑え、肌のくすみ・シミを防ぐ
- コラーゲンの合成を助け、ハリのある健康的な肌に
- 眼機能を正常に保ち、夜盲症(とりめ)を予防する
- 免疫力強化、がん・生活習慣病を予防する
- 血中コレステロールを減し、血行を良くする
- 女性ホルモンのバランスを整え、生殖機能を保護
- 冷え性、肩こり、生理痛、不妊を改善
食べ方
- 色、香り、歯ざわりの良い
- 長いままでゆでる
- 切ってゆでるとうまみや栄養成分が溶け出てしまう
- 根元と穂先の硬さが違うため、根元だけを先に10~15秒ゆでる
- 野菜庫で保存する場合、穂先を立てておく
- 冷凍保存する場合、軽く塩ゆでしてから凍らせる