じゃがいも(馬鈴薯)
- 英語:potato
- 学名:Solanum tuberosum L.
- ナス科ナス属の植物
- 地下の茎(塊茎)は食用
- 酒の原料
- アルカリ性
- 原産:南米アンデス山脈の高地
- 主な産地:北海道
- 新じゃがの旬は春~初夏
主な品種
- 男爵薯:イギリスからの品種、東日本で主流、ホクホクした食感、煮くずれしやすい
- メークイン:イギリスからの品種、煮くずれしにくい、西日本での消費が多い
- キタアカリ:男爵薯が母親、北海道農業研究センターで育成、マッシュドポテトに適する
主な栄養・成分
- ビタミンC(熱に非常に強い)
- ビタミンB1(ご飯の3倍)
- 食物繊維
- カリウム
- ビタミンB2
- ビタミンB6
- 鉄
- パントテン酸
効果・効能
- コラーゲンの生成を助ける
- 肌荒れの予防
- シミ・ソバカスの予防・改善
- 血管・神経を強くする
- 神経を安定させタンパク質・糖質の代謝をよくする
- 満腹感を与える
- 肥満防止
- 老化防止
- 新陳代謝も高める
- 風邪の予防
- がん予防
- ナトリウム(塩分)を排出する
- 利尿作用
- 整腸作用
- 便秘の改善
- 貧血の予防
- 血中の塩分を体外に出す
- 糖尿病・高血圧・心筋梗塞・動脈硬化の予防
- むくみの予防・改善
- 血液・尿の酸化を防ぐ
- 痛風、壊血病、くる病の予防
- 疲労回復・イライラ防止
食べ方
- 煮る、揚げる、炒める、茹でる
- 肉じゃが、カレー、シチュー、グラタン、おでん、味噌汁
- ポテトサラダ、ポテトチップス、フライドポテト
- コロッケ、じゃがバター
- マッシュポテト、ベークドポテト、ヴィシソワーズ、ポテトのスープ
- アイリッシュシチュー、トルティージャ、パスタ(ニョッキ)
- 粉吹き芋
- いももち
- インスタント麺
- 片栗粉
- じゃがいもは調理してもビタミンCが摂取できる
- 皮ごと摂ると栄養はたくさん摂れる(芽がなく緑に変色していないもの)
- 冷蔵庫に入れないで保存
- 通気性のよい涼しいところで保存
栽培
- 通常の場合、ジャガイモは種芋を植え付け培土し、栽培される
- 種芋は芋から発芽した芽を中心にして適度な大きさに切り分けたものである
注意
- 芽や緑色に変色した皮は毒素が含まれているため、芽は取り除く、皮は剥く