シイタケ(椎茸、香蕈)
- 英語:Shiitake、Shiitake mushroom
- 学名:Lentinula edodes
- 枯れ木に生える茶褐色のきのこ
- 食用とされている
- 主な産地:徳島県、岩手県、北海道、大分県、宮崎県
- 旬は春と秋
干し椎茸
- 天日に干して乾燥させたしいたけ
- 主な産地:大分県、宮崎県
- 干すことで、ビタミンDの含有率が、生の10倍に増える(電気乾燥はビタミンDが作れない)
- 生しいたけにない味わいがある
- 常食すれば、神経を鎮静させる
主な栄養・成分
- 食物繊維
- ビタミンB1、B2、B12、C
- エリタデニン
- レンチナン(β-Dグルカン)
- アラニン
- ロイシン
- ビタミンD(エルゴステロール)
- カリウム
- 亜鉛
- 鉄
- フィトステリン
- グアニル酸
効果・効能
- 免疫力を高める
- リンパ細胞を活性化させる
- がんの発生・進行を抑える
- 風邪などのウイルス性の病気を防ぐ
- 血液をサラサラにする
- 動脈硬化を予防する
- 肝臓のコレステロール代謝を促進させ、血中コレステロールを抑制する
- 血圧や血中コレステロールを下げ、高血圧・高脂血症・肥満を防ぐ
- 生活習慣病を防ぎ、老化を防ぐ
- 腸のぜん動運動を高める
- 整腸を促し、便通を促し、便秘を防ぐ
- カルシウムの吸収を助け、骨・歯を丈夫にし、骨粗しょう症を防ぐ
- 不眠の解消
- 肥満防止
- 毒素を除き、体を引き締める
- 皮膚の抵抗力を増し、肌荒れ・吹き出ものを防止する
- 咳・痰・熱には、しいたけと氷砂糖を煎じたものを飲む
- 不眠や神経過敏には、寝る前にしいたけ酒(サッとあぶった生しいたけを1枚を、お燗したお酒に浮かべて飲む)
食べ方
- 焼く
- 揚げる(天ぷら)
- 鍋物、煮物
- だしをとる(干椎茸)
- すしの具、刺身
- 椀だね、蒸し物、炒め物
- 茶碗蒸し、酢豚、釜めし、肉詰め
- バター焼き
- さっとあぶってポン酢で食べる
- 食べる前に天日に干すとビタミンDが倍増する
- 油を吸収しやすい
- 生しいたけは、肉厚で、かさの表面につやがあるものを選ぶ
- 生しいたけは、裏が白く、膜の張っているものを選ぶ
- 干ししいたけは、肉厚で、表面の色が薄茶色のものを選ぶ
- 生のものの保存は、ビニール袋に入れ冷蔵庫へ
- 干したものの保存は、密閉容器に入れ、乾燥剤を入れておく