ビタミンPとは

  • ポリフェノールの一種で、ビタミンに近い働きをするビタミン様物質で、ビタミンではない
  • フラボノイド化合物・バイオフラボノイドとも呼ばれる
  • ヘスペリジン・フラボノイド・ルチン・エリオシトリン・アントシアニン・プロアントシアニジン・ケルセチン・カテキン・イソフラボン・リグナンの総称
  • ヘスペリジンは、陳皮(みかんの皮)の主成分

効果・働き

  • 花粉症・アトピー性皮膚炎の症状を緩和する
  • 口腔ガン・食道ガン・胃ガン・大腸ガンの発ガンを抑制する
  • 毛細血管の透過性を一定に保ち、正常に機能させる
  • 活性酸素を除去し、ビタミンCの働きを助け、血流を改善し血圧の上昇を防ぐ
  • 血中中性脂肪を減らし、悪玉コレステロールを減らす
  • 動脈硬化・脳血栓・心筋梗塞を予防する
  • 不安定なビタミンCを安定させる
  • 細菌の侵入を防ぎ、感染に対する抵抗力を強める
  • 歯茎などからの出血の予防・治療に役立つ
  • 青あざを軽減・予防する
  • ビタミンDとの組み合わせは更年期障害のほてりを軽減する

必要量

成人は1日あたり100mg程度を必要とする

副作用

副作用の心配もほとんどない

欠乏

  • 出血しやすくなる
  • 細菌が侵入しやすくなる
  • 浮腫・高血圧症の症状が現れる
  • 糖尿病・痔症・慢性静脈不全症・壊血病・潰瘍を引き起こすことがある

食品

  • みかん
  • きんかん
  • そば
  • さくらんぼ
  • あんず(杏)
  • トマト
  • グレープフルーツ
  • オレンジ
  • レモン