紅麹とは

  • 読方:べにこうじ
  • 学名:Monascus purpureus
  • 紅麹菌を発酵させた赤色のモナスカス属の糸状菌で麹菌の一種

成分

  • γ-アミノ酪酸(GABA)
  • β-シトステロール
  • カンペステロール
  • イソフラボン
  • 単価不飽和脂肪酸
  • モナスシン
  • モナコリン
  • モナスコルブリン
  • プロテアーゼ
  • アミラーゼ
  • 有機酸類
  • ペプチド類
  • ビタミン類
  • 食物繊維
  • 色素

性質

繁殖力が弱い。

用途

  • 清酒・味噌・酢・着色料
  • 中国・台湾・沖縄において、紅酒・紹興酒・豆腐よう・漢方・食品の着色料
  • 日焼け止め外用

効果・効能

  • 血管・心臓・肝臓の負担を軽くする。
  • 消化を助け、血行を良くし、内臓を強くする。
  • 胃の健康を保つ。
  • コレステロール値・血圧を下げる。
  • 中性脂肪を下げ、善玉コレステロール値を上昇させる。
  • 高脂血症・高血圧・糖尿病・動脈硬化を予防する。
  • 抗認知症作用
  • 抗がん作用
  • メラニン生成を抑制する。

摂取

  • サプリメントで摂るのが一般的。
  • 就寝前に摂取するのがおすすめ。
  • モスナカス・パービュレウスを原材料としたものが最も効果的。

副作用

  • 重篤なアレルギー反応を生じる可能性がある。
  • 胸焼け・眩暈・頭痛
  • 筋肉痛・腎障害
  • 吐き気・嘔吐・下痢・胃炎・鼓腸・悪寒・発熱
  • 肝機能障害
  • 以上の症状が出たら摂取を中止する。

注意点

  • 飲酒する場合は摂取禁止。
  • 脂質異常症の場合は医師に相談。
  • 18歳未満の小児は摂取禁止。
  • 妊婦・授乳婦は摂取禁止。
  • 肝臓疾患の者は摂取禁止。