発芽玄米

  • 読み:はつがげんまい
  • 英語:Germinated brown rice
  • 玄米を発芽させた米
  • 無菌パックで市販されている。
  • 発芽玄米を原料とした健康食品が多く市販されている。

成分

  • 脂質
  • 炭水化物
  • ビタミンB1
  • ビタミンE
  • ナトリウム
  • カルシウム
  • カリウム
  • マグネシウム
  • 亜鉛
  • 食物繊維
  • γ-アミノ酪酸(GABA)
  • γ-オリザノール
  • フェルラ酸
  • フィチン酸
  • ポリフェノール
  • トコトリエノール
  • イノシトール
  • IP6

食品

  • 納豆
  • 麦茶
  • スープ
  • パン

効果・効能

  • 活性酸素を除去し、美肌につながる。
  • GI値が低く、低インシュリンでダイエットに適している。
  • 満腹中枢を刺激して食欲を抑える。
  • 脂肪を蓄えることを防ぐ。
  • 中性脂肪を落とす。
  • コレステロール値を低下させる。
  • すい臓・肝臓の働きをよくする。
  • ストレスの軽減、不安感の緩和
  • アトピー性皮膚炎の改善
  • 脳細胞を活性化し、痴呆症を防ぐ
  • 消化が良く、整腸作用で便秘を解消する。
  • 脳卒中・心筋梗塞の予防につながる。
  • 高血圧を防ぐ。
  • 血糖値を安定させ糖尿病を予防する。

発芽玄米と玄米の違い

  • 栄養価:発芽玄米 > 玄米 > 白米
  • 玄米食の危険が解消される。
  • 発芽により玄米の表面が柔らかく、甘みが増す。
  • ミネラルの吸収を阻害するフィチン酸を分解する酵素「フィターゼ」が活発化し、ミネラルの吸収率が高くなる。

作り方

  • 発芽玄米は購入する以外に、自分で玄米を発芽させることができる。
  • 室温で水を張った容器に玄米を1〜2日入れておく。
  • 専用の容器が販売されている。
  • 発芽の適温は30度前後。
  • 夏は常温で発芽する。
  • 冬は温度が低いため、温かい場所に置き温度を調節する。
  • 水が臭くなることがあるため、取り替える必要がある。
  • 発芽するまでの時間は、温度・玄米の新しさによって違う。
  • 0.5〜1mmくらい発芽したら出来上がり。(目安:全体の8割くらいが発芽する。)
  • 発芽させすぎると栄養が失われてしまう。

炊き方

  • 調理は普通の炊飯器でできる。
  • 圧力釜の方がよりおいしく炊ける。
  • 水加減は白米を炊くときと同じ程度。

注意点

  • 発芽させる過程で雑菌が繁殖する場合がある。
  • 玄米に農薬が残っている場合がある。