乳酸菌
- 読み方:にゅうさんきん
- 腸内細菌は善玉菌・悪玉菌・日和見菌に分類できる
- 乳酸菌は善玉菌に分類される
- ブドウ糖・乳糖を分解し乳酸を生産しエネルギーをつくる細菌の総称
- 乳酸菌は生きている
- 大きさ:2〜4μm程度
働き・効果
- 腸内腐敗の防止・腸内細菌叢の正常化につながる
- 悪玉菌の増殖を抑え、悪玉菌の働きを弱める
- 腸内を酸性にする
- 腸内の雑菌・有害な菌の働きを抑える
- 腸内細菌のバランスを回復する
- 花粉症などのアレルギーの症状を緩和する
- 食べ物の消化や吸収を助ける
- ビタミンを作り出す
- 老化を防止する
- 肌荒れなど肌トラブルを解消する
- 歯周病・口臭の予防に効果がある
- コレステロール値を低下させる
- 大腸を刺激して蠕動運動を活発にする
- 腸を活性化する
- 便の水分不足を防ぐ
- 下痢・便秘の予防・解消に役立つ
- 病原菌の吸着を防止し、バリア機能を果たし、病原菌から体を守る
- 病気に対する抵抗力・免疫力をアップさせる
- ナチュラルキラー細胞というガン細胞を殺し、発がんを抑制する
注意点
- 生きたまま腸に到達すると、より効果を発揮できる
- 死滅した後でも腸内で有効な働きをする
- 乳酸菌の力を取り戻すには、食物繊維を摂取する必要がある
- 生きたまま腸まで届く乳酸菌は、ブドウ糖・乳糖などを分解し乳酸を産生しながら増殖するその副産物はエネルギーである
- 効果を期待するには、日頃から乳酸菌を含む発酵食品を食べる必要がある
種類一覧
- 1073乳酸菌
- kw乳酸菌
- r-1乳酸菌
- l-55乳酸菌
- lb81乳酸菌
- lgg乳酸菌
- n-1乳酸菌
- ns乳酸菌
- L29乳酸菌
- L-92乳酸菌
- lg21乳酸菌
- EF乳酸菌
- ETF-2001
- 乳酸菌bb536
- 乳酸菌ls1
- 乳酸菌ec-12
- 乳酸菌シロタ株
- 乳酸菌生成エキス
- ナノ型乳酸菌
- プロテクト乳酸菌
- ラクティス乳酸菌
- 新型乳酸菌
- 殺菌乳酸菌
- 有胞子性乳酸菌
- ビフィズス菌
- ヤクルト菌
- 植物性乳酸菌
- コッカス菌
- クレモリス菌
- ラブレ菌
- P.ペントサセウス
- T.ハロフイルス
食品
- ヨーグルト・ブルガリア・チーズ・発酵バター・牛乳・乳酸菌飲料・プロバイオティクス
- 漬物・ぬか漬け(漬け物)・納豆・塩辛
- 鰹節・くさや、キャビック、スールストロミング
- しょうゆ・みそ・たくあん
- キムチ・ザーサイ・サワークラウト・チャツネ・テンペ
- 日本酒・ビール・ワイン・焼酎
- パン
- 醸造酢・醸造用酵母
注意点
- 胃酸には塩酸という強い酸が含まれているため、多くの乳酸菌が生きたまま腸に届くことなく死滅する
- 種類によって胃酸・胆汁酸に強いものと弱いものがある
- 腸に届いても、効果が十分に発揮されず便と一緒に排出されてしまう可能性が高い
- 乳酸菌はすぐに効果を発揮することなく、2週間以上同じ種類の菌をとり続ける必要がある
- 乳酸菌は一度にたくさん摂取するよりも、毎日少しずつ摂取していくことが大切
- 生存率をよくするためには、パッケージなどに書かれている保存方法を守り、加熱などをせずそのまま食べる
- ビフィズス菌はオリゴ糖と一緒に摂取すると効果的