クルクミン
- 英語:curcumin
- ウコンの黄色色素
- ポリフェノールの一種であるクルクミノイドに分類される。
効果・効能
- 肝臓の解毒機能を強化する。
- 胆汁の分泌を促進する。
- 肝臓病(障害)の予防・症状改善
- 肝炎の予防
- 悪酔いや二日酔いを防ぐ。
- 強力な抗酸化作用を持つ。
- 免疫機能の向上
- 生活習慣病の予防
- 脳機能を活性化させる。
- 脳を健康に保つ。
- アルツハイマー病予防に役立つ。
- DNAの損傷を防ぐ。
- 老化防止
- 炎症の改善
- 胃の不調(消化不良)の改善
- 抗酸化作用で美肌を維持する。
- 紫外線から肌を守る。
- 皮膚の色素沈着を防ぐ。
- 黄疸の予防・改善
- ストレス耐性を高める。
- コレステロール値を下げる。
- 悪玉コレステロールの酸化を抑制する。
- 悪玉コレステロールが血管に付着することを防ぐ。
- 動脈硬化・心筋梗塞・脳梗塞の予防
- 糖尿病の合併症の予防
- 糖尿病性白内障の症状進行を遅らせる。
- 皮膚がん・肝臓がん・肺がん・皮膚がん・大腸がん・前立腺がん・乳がん・腎臓がんの発がん物質を無毒化する。
過剰摂取による副作用
摂取
- 水に溶けにくく、吸収率は高くない。
- サプリメントではより効果的にクルクミンを摂取することが可能。
- 1日あたり2〜3g摂取することが望ましい。
食品
相互作用
- CYP1A2:治療効果を弱めてしまう恐れがある。
- 血液凝固抑制薬(抗凝固薬・抗血小板薬・抗血栓薬):あざや出血を生じる危険性がある。
- 血液凝固抑制薬にはアスピリン・クロピドグレル・ジクロフェナク・イブプロフェン・ナプロキセン・ダルテパリン・エノキサパリン・ヘパリン・ワルファリンなどがある。
- 黒コショウに含まれるピペリンと同時摂取することで腸管からの吸収率が高まる。
注意点
妊娠中(妊婦)・授乳中・膀胱の病気に罹っている場合は摂取してはいけない。