コエンザイムQ10(CoQ10)
- 学名:ユビキノン
- 別名:補酵素Q,ビタミンQ,ユビデカレノン
- ミトコンドリア内膜・原核生物の細胞膜に存在する補酸素(電子伝達体)
- 全身の細胞に存在する。(特に心臓,肝臓,腎臓)
- エネルギーの生産を助ける。
- 年齢とともに減っていく。
効果・効能
- 食事をエネルギーに変える。
- エネルギー生産能力を向上させる。
- 極めて強力な抗酸化物質である。
- 脂質過酸化物の生成をほぼ完全に抑える。
- 血管・脂質の酸化防止に役立つ。
- 細胞レベルから体を活性化する。
- 肌を紫外線から守る。
- 新陳代謝を促し、肌の衰えを改善する。
- シワ・くすみの改善
- 強力な抗酸化物質で細胞の酸化を防げ、若々しい体を維持しアンチエイジング効果を果たす。
- 細胞内の代謝を高め、脂肪燃焼を促しダイエットに役立つ。
- 肝臓の新陳代謝を促しアルコールの分解がスムーズになり、二日酔いの予防に役立つ。
- 免疫力を高め、風邪などを予防する。
- 歯肉の炎症を鎮め、歯肉炎・歯周病を防ぐ。
- 脳細胞を活性化し、集中力が高まる。
- アルツハイマー・パーキンソン病・ハンチント病の改善・予防
- 心臓のポンプ機能を正常にする。
- 心臓病・うっ血性心不全に効果が期待できる。
- 心筋梗塞・心不全・狭心症・糖尿病・高血圧の改善・予防
- 不整脈・低血圧によるめまい・頭痛・肩こり・むくみ・手足の冷え性を軽減する。
- 高血圧による心筋梗塞・脳梗塞を防ぐ。
- 慢性疲労の改善(疲れが取れない・不眠・微熱・片頭痛)
- 運動に必要なエネルギーの生成
- 性疲労症候群の改善
- エイズ発症の延期
- 動脈硬化・ガンの予防
不足
体内での生合成能力は20歳前後をピークに低下していく。
不足すると次の症状が現れる
- 冷え
- 夜眠れない
- 体がだるい・力が出ない
- 集中力・思考力の低下
- 心臓の働きが低下し、息切れ・動悸が現れる。
- 肥満
- 足のむくみ
- 心疾患の悪化
- 低血圧・心筋梗塞・脳卒中・がん
摂取
- 健康維持・老化防止の場合:1日30〜60mgの摂取が必要
- 魚・肉類に含まれているが満足のできる量を摂取するには大変難しい。
- サプリメントによるコエンザイムQ10(CoQ10)の補給が不可欠
副作用
副作用はないが、大量に摂った場合の安全性は確認されていない。
注意点
- 抗凝固剤のワーファリンと相互作用の可能性がある。
- ビタミンEが配合されている製品を選ぶ。