コンドロイチン/コンドロイチン硫酸とは

  • 英語:Chondroitin/Chondroitin sulfate
  • 軟骨・関節・皮ふ・血管・靭帯・粘液などに多く含まれるムコ多糖類の一種。
  • 成長期は大量に分泌されるが、加齢と共に生産量は減少する。

効果・効能

  • 細胞の健康を保つ
  • 栄養の消化・吸収・代謝を促す
  • 細胞の増殖を促し、精子をふやす
  • 抵抗力を高め、ウイルス・細菌などの感染を防ぐ
  • 細胞自体を活性化させ、免疫力を高める
  • カルシウムの代謝を促し、骨を丈夫にし、骨粗鬆症・骨折・関節症を予防する
  • 関節の円滑な動き・じん帯の弾力維持
  • 関節痛を緩和する
  • 軟骨に水分を保持し弾力性を保つ
  • ギックリ腰・肩こりの予防・解消
  • 神経痛を緩和する。(一時的に痛みを除去する)
  • コラーゲン線維を正常に保つ
  • コラーゲンとともに体内の結合組織を支え、組織に保水力・弾力性を与える。
  • 皮膚機能を維持する
  • 肌のハリ・保湿を維持します
  • 若返り/アンチエイジング効果
  • 血液をキレイにし、血管を若く保つ
  • 血中のコレステロール・過酸化脂質を除去し、動脈硬化・高血圧を予防する。
  • 血管壁へのコレステロールの沈着を阻止・排除する
  • 血管新生を防ぎ、がん細胞の増殖・転移を阻止する
  • 目の角膜・水晶体の透明度を維持する
  • 目のオートフォーカス(自動焦点)機能を円滑に行う
  • 老眼・飛蚊症など目のトラブル防止に役立つ
  • 難聴・耳鳴りの緩和・改善
  • 乾鮮・子宮筋腫の予防
  • 心筋梗塞の予防
  • 解毒作用がある
  • 疲労回復作用
  • 血栓抑制作用
  • 総死亡率を下げる

次の臨床応用が期待されている

  • 腎炎
  • 慢性肝炎
  • 変形性関節症
  • 更年期障害
  • 疼痛性疾患(関節痛・腰痛・神経痛・五十肩など)
  • ネフローゼ症候群
  • リウマチ
  • 角膜保湿作用(ドライアイ)
  • 脱毛症
  • 夜尿症
  • 音響外傷性難聴 

不足

  • コンドロイチン/コンドロイチン硫酸は25歳をピークに体内での生成量が減少していく
  • 細胞の新陳代謝が乱れる
  • 細胞の老化
  • 肌の老化・乾燥
  • 関節痛
  • 軟骨の弾力性・水分が失う

食品

  • ネバネバ・トロトロした食品に多く含まれる
  • ウナギ
  • フカヒレ
  • 山芋
  • オクラ
  • 魚眼
  • 鶏ガラ
  • 納豆
  • 海藻
  • スッポン
  • サメの軟骨
  • スジ肉
  • 食事だけでは必要量を満たし難い

摂取・吸収

  • サプリメントは食後に摂取すると、消化・吸収されやすい
  • グルコサミンと併用することで、相乗的に作用する(特に関節痛の軽減)
  • グルコサミンと併用する場合は、グルコサミン5に対しコンドロイチン4が効果的
  • カルシウムと併用すると、丈夫な骨の維持・骨粗鬆症の予防に役立つ

副作用

  • 稀に胃痛・吐き気・下痢・便秘などが起こる
  • 喘息の場合は、症状を悪化させる可能性がある
  • ワルファリンとの相互作用が報告されているため、同時摂取は避ける

注意点

  • 一般的に効果が現れるのは6週間〜8週間なため、飲み続けることが大事
  • 薬の服用中・通院中・妊娠中の場合は、医師に相談