ウォーキングダイエット

  • 有酸素運動ウォーキングを行うダイエット法

原理

  • 脂肪を燃やすためには酸素を必要とする
  • ウォーキングは血液中の糖質から主なエネルギー源として利用する
  • 運動開始後20分ほど経ってから脂肪をエネルギー源として利用する
  • ウォーキングは、基礎代謝量を増やし太りにくい体質を作る
  • ウォーキングは、血液循環を良くうしあらゆる細胞がエネルギーを消費するようになる
  • ウォーキングは、肝臓に蓄積した中性脂肪を減らす

効果

  • 足腰・筋肉を鍛え、脂肪を燃やす
  • 内蔵の脂肪・皮下脂肪を効率よく燃やす
  • 中性脂肪をとり肝機能を維持する
  • 血液循環がよくなり、ホルモンの分泌が活発になる
  • 新陳代謝が活発になり、ハリのある肌を保つ
  • 皮脂の分泌を促し、つやがある肌をキープできる
  • 骨の老化を防ぐ
  • 心肺機能が高まり、運動能力がアップする
  • 習慣になれば、心肺機能・脳・内臓・筋肉・精神を向上できる
  • 血管を圧迫し、血液を心臓へ押し返す(足は第二の心臓と呼ばれる)
  • 心臓をサポートし、血圧を安定させる
  • 脳に酸素を送り、元気回復・気分転換できる
  • 自律神経・交感神経を刺激し、生体リズムを整え、睡眠・寝付き・寝起きを良くする
  • 悪玉コレステロールを減らし、善玉コレステロールを増やし、動脈硬化・心筋梗塞を防ぐ

方法

  • ウォーキングは続けることが大切
  • 初めは、週3日前後行うその後はだんだん日数を増やす
  • 初めは、1回に10分を目安に行う
  • 少しずつ距離・時間を伸ばしたり、スピードを上げたりすると効果的
  • ダイエットには20分以上のウォーキング行う必要がある
  • 20分以上ウォーキングする場合は、水を携帯し、途中で少しずつ飲む
  • ウォーキングの効果をあげるには、正しい姿勢・歩き方を身につけることが必要
  • 余分な力・反動付けずに、自然な呼吸でリラックスしてウォーキングする
  • 使っている筋肉に意識を集中させる
  • 時間がとれない場合は、早足にしたり、階段を使う

歩幅の目安は2種類ある

  • 身長に0.45を掛ける(身長が160cmの場合:72cm)
  • 身長から100cmを引く(身長が160cmの場合:60cm)

速度の目安

  • 少し息がはずむ程度が最も効果的
  • 息切れすると、速度を落とす

タイミング

  • 毎回同じ時間帯に歩くと効果的
  • 起床直後のウォーキングは避ける
  • 朝食前にウォーキングを行えば、脂肪燃焼率がアップする
  • 昼は交感神経の働きが活発なため、ウォーキングには一番適した時間帯
  • 夕方のウォーキングは、ホルモンの分泌が活発になり、肌の新陳代謝がアップする
  • 寝る2~3時間前にはウォーキングを終了する

心拍数

  • ダイエットに効果的な心拍数は50~65%

食事

  • 低カロリーで栄養バランスのいい食事をとる
  • 米・めん類・パンなどの穀物を食べてから歩く
  • ウォーキングの30分~1時間前に、コーヒーを飲むと効果的
  • ウォーキング後は、1時間休んでから食事をとる
  • ビタミンは疲労回復に効果があるため、野菜・果物をとる
  • ウォーキング後、筋力アップにたんぱく質を必要とするため牛乳を飲む

高齢者の場合

  • ウォーキング前後は、ウォーミングアップとクーリングダウンを行う
  • 始めは、平常歩で休憩を含め30分ほど行う
  • 3か月後は、40分~60分行う

注意点

  • ウォーキングは激しい空腹時・食事の直後は避ける
  • 高血圧の場合は医師に相談する
  • 朝は血糖値が低下しているため、運動をすると立ち眩み・貧血になる可能性がある
  • 足首の動きがにぶくなったり、しびれたりすることがある
  • 速く歩きすぎた場合は、筋肉が痛くなることがある
  • 二日酔い・生理痛のときは、休む