断食ダイエット(ファスティングダイエット)

  • 英語:fasting diet
  • 一定期間中に食物の摂取を止め、老廃物・脂肪の燃焼・排出機能が向上する
  • 食事が抑えられ、胃が小さくなり、食欲抑制につながる
  • 断食ダイエットには、朝食だけを抜く軽いものから、ハードな断食まである

方法

  • 完全に食事をやめるのではない
  • 固形物の食物を食べない
  • 酵素ドリンク・ヨーグルト・野菜ジュース・しょうが紅茶・水・サプリメント、最低限必要な栄養素を効果的に摂取

断食ダイエットを始める前の準備

  • 必要最低限の栄養をとり胃腸を休めるように準備をする
  • 断食を始める前は食事の量をだんだん減らす
  • 消化吸収の良い食事を腹八分目まで摂る
  • 断食の期間中に合わせて油ものを減らす
  • ごはんの量を減らす

断食ダイエットを始める

  • 断食中は、食事はしない、水分をたくさん摂る
  • 水はミネラルウォーターの常温がおすすめ
  • 味付けをしていない野菜・フルーツや酵素ドリング・ヨーグルトの摂取が可能
  • かつおのだし汁は空腹を抑える効果があるため、おすすめ

断食ダイエット後の復食

  • 断食ダイエットを終えたすぐに、普段通りの食事に戻すのは胃腸への負担が大きい
  • 消化の良いものを徐々に摂り、胃腸を食事に慣らす
  • 食事の量は少しずつ増やす
  • 断食の直後は味覚が敏感になっているため、味付けは薄めに
  • 正しい方法で復食行うことは、リバウンドを防げる
  • 断食直後の脂っこい食事は下痢や便秘を引き起すため避ける必要がある

効果・メリット

  • 余分な脂肪が燃焼される
  • 血液が浄化され血行が良くなり痩せやすい体になる
  • 胃袋を小さくさせ、満腹感を得やすくなる
  • 摂取カロリーが減り、体重が落ちる
  • 食欲をコントロールができるようになる
  • フェイスライン、カラダのむくみがスッキリする
  • 毒素・老廃物を排出するデトックスを促し、便秘解消・美肌効果に役立つ
  • 腸の内側についた宿便が取れ、腸の吸収力が上がり新陳代謝が活性化する
  • 各臓器を休ませることで、体が若返り、肌が綺麗になる
  • 平常心の鍛錬をつむことで、ストレスに強くなり心が健康になる
  • アルファ波が発生しリラックス状態になり集中力が高まる
  • 人間の潜在能力が本領を発揮し、五感が鋭くなる
  • 傷ついた遺伝子・壊れかけの遺伝子が修復される
  • 自然治癒力・免疫・抗体が目覚め、免疫力を回復させる
  • 冷え性・肩こりが改善される
  • 生活習慣病の予防、病気の早期発見・早期治療に有効
  • 腸を活性化させ、免疫力が高まることで、花粉症対策になる
  • 認知能力の向上に有効
  • 各臓器の機能が活性化され、大腸がん・痔・肝炎のリスクが減る
  • 動脈硬化・心筋梗塞・脳梗塞のリスクが減る
  • 不妊の改善に有効
  • がんのリスクを低下させる

朝食抜き断食ダイエット

  • 朝食を食べない
  • 昼食・夕食はやや少なめの食事にする
  • 間食・夜食は禁止
  • 夕食は20時前後に済ませる
  • 肉・乳製品の動物性食品を避け、食物性食品を多く取る
  • まず朝食量を減らすことから始める
  • 次第に朝食の代りに、水分・青汁・野菜ジュースを代りに取る

半断食ダイエット

  • 全く食べないのではない
  • 昼と夜に、スープ・豆腐・おかゆ・果物を少し食べる
  • 少し固形物を食べるだけ
  • 心や体の負担は小さくなる

半日断食ダイエット

  • プチ断食とも呼ばれる
  • 半日間(18時間)水のみで過ごす
  • 朝ご飯を抜くだけでも半日断食となる
  • 排泄をスムーズに行うため、夕食後は水を飲む

1日断食ダイエット

  • 1日の断食を行う
  • 一般的、前日の夕食から当日の夕食までの断食となる
  • 朝食と昼食を抜き、夕食のみ食べる
  • 24時間は水のみで過ごす
  • 断食後の復食は、おかゆ等の消化の良いものを取る
  • 復食には動物性食品・油・お菓子は禁止

週末1日プチ断食ダイエット

  • 金曜日に食事量を徐々に減らす
  • 土曜日に断食ダイエットを行う
  • 日曜日は復食を行う
  • 土曜日は、固形物の食物を一切食べない(最低限必要な栄養素を効果的に摂取)

ゆる断食ダイエット

  • 週に2日は1日の摂取カロリーを通常の4分の1に抑える
  • 食事の回数を朝と夜の2回に分ける
  • 食物の制限はない(ケーキ・脂っこいものでも構わない)

本断食ダイエット

  • 3日間以上の断食を行う
  • 基本、水以外は摂取しないが、野菜ジュース・ヨーグルト・酵素ドリングの摂取は可能
  • 専門家の指導や断食指導を行っている施設を利用する

いろいろな断食ダイエット

一定の期間に普段食べている食事をやめ、代わりのものを1日2〜3回摂る

  • 市販のファスティングダイエット用発酵ジュースを用いる酵素ダイエット
  • ヨーグルトを中心に食べるヨーグルトダイエット
  • 乳製品・肉・魚を全部やめ、野菜入りの味噌汁やおかゆだけを食べるダイエット

注意点・デメリット

  • 良質なタンパク質を取ることが大事
  • 断食は脱水に十分の注意が必要。1日に2リットル以上を必要とする。
  • 断食は期間限定のものであり、長期間続けないこと
  • 断食前から食いだめをしないこと
  • 断食中は激しい運動を行わないこと
  • 筋肉が落ちやすいため、軽く運動をする
  • 正しい断食方法を行わないとダイエットの失敗、身体を壊す可能性がある
  • 断食中はエネルギーが不足するため、日常生活に支障が出る
  • 食欲を耐える精神力・忍耐力が必要になる
  • 断食直後、胃腸は必要以上に消化吸収を行うため、胃腸を荒らし、体の調子を悪化させる場合がある
  • 断食直後、食事から多く摂取カロリーを摂ろうとし、リバウンドにつながる
  • エネルギーの吸収率が上がり太りやすい体になる可能性がある
  • 心身ともに健康な人以外は無理して行わないこと
  • たばこやアルコールは禁止

以下の症状が見られる

  • 血糖値不足に陥り思考や身体の動きが鈍る
  • 気分が落ち込む
  • マイナス思考が激しくなる
  • 体力がさらに落ちる
  • 頭が痛い

行ってはいけない場合

  • 成長期の子供
  • 妊婦
  • 病気を患っている
  • 薬の服用中
  • 元気がない
  • 痩せている
  • 生理中の女性