パレオダイエット
- 農耕が始まる前の旧石器時代、野生の植物や動物を採取していた頃の食生活を再現するダイエット法
原理
- 人間は旧石器時代以降、遺伝子的にあまり進化していない
- 現代人の食生活は人間の体に適していない
- 原始人の食生活は人間の遺伝子に合った食生活
- 肥満・生活習慣病のない人間本来の健康を取り戻す
- たんぱく質は空腹感を満たす作用があり、食べ過ぎがなくなる
効果
- 皮下脂肪を減らす
- 消化がスムーズになり、体調がよくなる
- アレルギーが治る
- 快眠できる
- 集中力が増す
- ホルモンの代謝・バランスが正常になる
- 美容・健康効果がある
方法
食べてはいけない食物
- 炭水化物の米・パスタ・パン・とうもろこし・小麦・ライ麦・玄米・コーン・オーツ・大豆・ピーナッツ
- 食物油のコーン油・ごま油・キャノーラ油・マーガリン・大豆油・サンフラワー油・ベニバナ油
- 豆類・大豆製品
- 保存料・添加物・加工食品の入ったもの。
- 加工された調味料
- アルコール類・コーヒー
- 砂糖や砂糖の入った食べ物・飲み物
- バター以外の乳製品
食べてよい食物
- 動物性タンパク質(牛、豚、鶏、羊、魚介類、卵)をしっかり食べる。内蔵、骨まで全部食べる
- 肉は、放牧で草を食べて育った家畜の肉を選ぶ
- バター・牛脂・ラード飽和脂肪
- オリーブオイル・ココナッツオイル・アボカドオイルは生でドレッシングとして食べる
- 野菜全般(豆類を除く)
- 味付けはシーソルト・ハーブ・スパイスを使用し、薄味にする
- ナッツ・果物を適量食べる
- バルサミコ酢・リンゴ酢・マスタード・赤ワイン
- 飲み物は水とお茶のみ
- ビタミンDのサプリメントを取り入れる
食事制限以外では
- お腹がすいた時に食べる
- 1日3食の必要はない
- 運動は短く、強度の高いものにする、毎日行う必要はない
- 睡眠をたくさんと取る
- 寝たい時に寝る
- ストレスの原因から遠ざかる
注意点
- 食材を購入するのに手こずる場合がある
- 費用がかかる
- 調理を行うのは難しい
- 急激に痩せることはない
- 1万年の間で人類の体質は大きく変わった可能性がある
- 止めたらリバウンドする可能性がある
- 日本人に適応しない可能性がある
- ナッツ類・果物は、免疫系・消化系に問題がある場合や速く体重を落としたい場合に向かない