ケトン体ダイエット

  • アトキンス式ダイエットとも呼ばれる
  • 炭水化物を制限するダイエット法

原理

  • 炭水化物を極端に減らすと、エネルギーである糖が血中から無くなる
  • 糖の代わりに、脂肪が分解され、その産物のケトン体がエネルギーとして使用される

効果

  • 血中の中性脂肪を減らし、動脈硬化を予防できる
  • 筋肉量をキープできる

方法

第1段階

  • 1日の炭水化物の摂取量を全体の摂取カロリーの5%に抑える。
  • 1日に1600kcalを摂取する場合は炭水化物をは80kcal(20g)以内に抑える。
  • これを目標の体重に達するまで続ける。

第二段階

  • 目標の体重に達したら、炭水化物の摂取量を1週間に1%ずつ20%になるまで増やしていく。
  • 自分の体にあった炭水化物摂取量を見つけ、体重が増加しない量に保つ。
  • 基礎代謝が落ちるとリバウンドしやすいため、軽い運動を行い、筋肉を維持する。
  • たんぱく質や脂質を制限しないが食べ過ぎないこと。

注意点

  • 体重が減り始めるまでは頭痛・下痢・体がだるい・頭がボーッとすることがある。
  • イライラする場合がある。
  • 内臓に負担がかかる場合がある。
  • 脱水症状を起こすことがあるため、水分を1日に2リットル摂取する。
  • ダイエット臭になることがある。
  • ケトン体が増え過ぎると血液の酸度が上がり病気になる。
  • 長期間行うのは避ける。
  • 糖尿病がお持ちの場合は、医師に相談する。