大豆（ダイズ）

英語：soy bean
学名：Glycine max
愛称：畑の肉
マメ科の一年草
主に種子を利用する
生食はできない

種類

黄豆（通常大豆）
黒豆（黒大豆）
赤豆（赤大豆・紅大豆）
青豆（青大豆）
白豆（白大豆）
大粒種（煮物などに利用）
中粒種（味噌・醤油・豆腐などに利用）
小粒種（納豆などに利用）

栄養・成分

エネルギー
良質なタンパク質(肉に匹敵する含有量）
不飽和脂肪酸（リノール酸・オイレン酸）
イソフラボン（ゲニステイン,ダイゼイン,グリシテイン）
サポニン
レシチン
ビタミンB1,B2,E
ビタミンK
ナイアシン
ビタミンB6
葉酸
パントテン酸
ビオチン
カルシウム
カリウム
鉄
マグネシウム
リン
亜鉛
銅
マンガン
セレン
モリブデン
トレオニン(スレオニン)
トリプトファン
アスパラギン酸

大豆食品

効果

血行をよくし、新陳代謝を活発にする
血糖値上昇の抑制
血中コレステロール値を低下させる
血中の老廃物を除去し、血管を丈夫にする
血液の酸化を防ぎ、血管の若さを保つ
貧血の改善
疲労回復・スタミナ増強効果（特に納豆）
強精・健脳
老化防止
骨粗鬆症の予防
更年期障害の緩和
ニキビ・肌荒れの解消（特に納豆）
神経の発育を促す
小腸に働きかけ、体脂肪を減らし、肥満の防止につながる（特に酢大豆）
胃炎・胃潰瘍の改善
脂肪の酸化を防ぐ
肝臓障害を取り除き、肝機能を正常化する
脳梗塞・心筋梗塞のリスクの低下
動脈硬化の予防
新生血管を抑制し、腫瘍の増殖を防ぐ
肺がんになりにくい（喫煙経験のない男性の場合）
乳がん・前立腺がんの予防

大豆アレルギー

症状

発疹
かゆみ
呼吸困難
かゆみ・痛み（のど）
血便
アナフィラキシーショック
喘息

原因となる主な食材

大豆、おから、小豆、きなこ、豆腐、豆乳
枝豆、もやし、グリーンピース、インゲン豆
ピーナッツ、そら豆、えんどう豆
納豆、味噌、醤油
大豆油、ごま油、サラダ油、コーン油
チョコレート、スナック菓子、ポテトチップス、えびせんべい
揚げ物、マーガリン、ルー

治療

乳幼児～学童期に解決する場合が多い
アレルゲン除去を行う
大豆食品を除去する
インスタント食品・スナック菓子の摂取を控える