亜鉛
働き・効果
- 成長や新陳代謝の促進
- 約300種類の酵素を活性化する・活性酸素の消去
- 食欲の正常化、味覚の維持
- 細胞の老化やガン化の抑制
- ビタミンCとの協力によるコラーゲンの合成
- ビタミンAの代謝の促進
- 血糖値を下げる。糖の代謝に必要なインスリンを作るに必要
- 胎児の健康な成長。子供の健康な成長
- 精子を作る。勃起不全(ED)改善
- 女性ホルモンの分泌を促進する。女性の卵巣に働きかける
- アルコールを分解する
- 免疫力を高める。風邪を引きにくくなる
- 穏やかな気持ちにする。記憶や精神の安定に関わる
摂取・吸収
- 加工する過程で失われることが多い
- ビタミンCと一緒に摂取することで吸収率が高くなる
- 豆類で亜鉛を摂取する場合は吸収率が低い
摂取量
数値は成人男性、かっこ内は成人女性
平均必要量 | 8(6) mg/日 |
推奨量 | 9(7) mg/日 |
上限量 | 30(30) mg/日 |
食品・食材
- 牡蠣(かき生)
- ビーフジャーキー
- チーズ、ピュアココア
- 煮干し
- 豚肉(レバー)、牛肉、鶏肉(レバー)
- たたみいわし
- 抹茶、松の実、ごま
- たまご(卵黄)
- はまぐりの佃煮
- コンビーフ缶、ローストビーフ
- いかなご、かに
- たらこ、しゃこ
不足・欠乏
- 味覚障害
- 貧血
- うつ状態、気分がふさぎ込む
- 記憶力の低下
- 視力の低下
- 皮膚炎、肌の乾燥やシミ、シワ
- 免疫力低下
- 抜け毛や切れ毛、髪の伸びが遅い、薄毛、髪が細くなる
- 爪の異常
- 精力の減少(男性の場合)
- 生理不順(女性の場合)
- 成長障害/発育不全(子供の場合)
- 抗酸化力の低下
- 胎児の成長不全
- インスタント食品・ファーストフードに偏った食生活や極端なダイエットで不足しやすい
亜鉛の過剰摂取
1日100mg以上を長期にわたり摂取した場合
- 嘔吐
- 吐き気
- 脱水症状
- 発熱
- 倦怠感
- イライラ
- 不安感
- 銅の吸収を妨げ、銅不足になる
- 2,000mg以上の摂取は、急性中毒の危険性がある