プロリン
- 英語:proline
- 非必須アミノ酸
- たんぱく質に存在し、主にゼラチンに多く含まれる
働き・効果
- 軟骨の新陳代謝を活発し、関節痛を改善する
- 腱、靭帯、関節に存在し、丈夫な体を維持している
- 脂肪を燃焼させ、ダイエット効果がある
- 美肌効果がある
- コラーゲンの合成を促進し、肌の張りや保湿が保たれる
- 紫外線などでダメージを受けた肌のコラーゲンを再生し、シミ、しわ、そばかすを防ぐ
- 角質の保湿作用や表皮細胞増殖促進
- 肌の古い角質を除去する
- 肌の傷の回復に有効
- 心筋の合成に関わる
摂取・吸収
- タンパク質に存在するため、食品で1日に摂取できる量は限りがある
- ビタミンCと一緒に摂ることで、美肌効果が高まる
- 腎臓に持病がある場合は、タンパク質の大量摂取を避ける必要がある
- プロリン単体での大量摂取を避け、質の良いアミノ酸をバランス良く摂取すること
- 運動はプロリンの吸収を高め、脂肪燃焼効果がさらに高まる
不足・欠乏
- コラーゲンの合成量が減少する
- 皮膚の傷が治りにくくなる
- 膝や腰に痛みを生じる
- 美容に悪影響を及ぼす
- シワが出来やすく、肌のハリツヤがなくなる
- 紫外線によるシミ・そばかすが消えにくくなる
- 肌の老化が進む
- 心筋梗塞を引き起こす可能性がある
過剰摂取・副作用
- プロリン過剰摂取による副作用が確認されていない
- 同じアミノ酸を1日に10g以上摂取すると、ショック症状を引き起こす
食品・食材
- 豚肉、ゼラチン
- 小麦たんぱく
- カゼイン
- 大豆たんぱく
- 焼きふ
- 牛乳
- 湯葉
- 高野豆腐
- チーズ
- かつお節
- あまのり
- 小麦粉
- たらこ
- 落花生