アスパラギン
働き・効果
- 有害なアンモニアを体外へ排出し、中枢神経系を保護する
- 神経伝達物質、筋肉、内臓のもととなるたんぱく質の合成
- エネルギー代謝を促進する
- 運動時の持久力を向上させる
- 尿の排出を促進する
- 丈夫な体をつくる
- 肝臓保護作用や新陳代謝の活性化、疲れにくい体作る
- 乳酸の生成を抑制し、疲労回復に働きかけ、スタミナを向上させる
- 筋肉を動かすグリコーゲンの生成を促す
摂取・吸収
- たんぱく質の代謝に必要なため、代謝活動が速い
- 肉類でのアスパラギンの摂取はアンモニアを増やす恐れがある
- 野菜からのアスパラギンの摂取は、栄養バランスに良い
- 運動はアンモニア排出に効果的
不足・欠乏
- アスパラギン酸の摂取不足がアスパラギンの不足を引き起こす
- 乳酸が蓄積し、疲労が溜まる
- 筋肉疲労の原因となり、体の冷えや頭痛などを引き起こす
- 長時間の運動に耐えることができなくなる
- 血中のアンモニア濃度が上がり、中枢神経系に強い毒性を与える
- 肝性脳症を発症する恐れがあり、発症すると脳細胞に大きなダメージを及ぼす
過剰摂取
アスパラギンを含む食品
- アスパラガスの根や茎
- もやし
- 肉類
- 大豆、牛乳
- じゃがいも、サトウキビ、らっきょう
- ナッツ、玄米、レーズン
- エビ、ウナギ、マグロ