アルギニン

英語：arginine
天然アミノ酸（非必須アミノ酸）
体内で合成できるが不十分
準必須アミノ酸とも呼ばれる

働き・効果

成長ホルモンの合成と分泌を促進する
一酸化窒素をつくり出す
毒物であるアンモニアを毒性のない尿酸に変換する
新陳代謝が向上する
体質改善を細胞レベルで出来る
体内の免疫力を強くする
血流を改善する、血管の若返り、血管の健康を保つ
肌の血流量を増やし、血色を良くする
肌を保湿し、新陳代謝を促す、若々しいお肌を保つ
コラーゲンを生成し、シワやたるみを防ぐ、お肌に弾力を与える
若返り、老化予防、長寿などのアンチエイジング効果
頭痛、不眠、イライラ、肩こりの改善に効果がある
脳の血流量を高め、脳の活性化に役立つ
学習能力や記憶能力が良くなる
食欲を抑える力がある
脂肪を燃焼しやすくし、ダイエット効果やメタボ予防
身長が伸びる事が期待できる
筋肉増強、筋組織の強化、骨粗鬆症の改善に役立つ
育毛の効果が期待できる
感染症、外傷、手術後、疲労からの回復を促進する
体の疲れをとる
疲労予防効果が有る
疲労感を感じにくくする
男性生殖器の細胞の約8割を構成している
男性のED（勃起不全）を解消する
精子を作り、数を増やし、運動性を高めることで精力増強に
女性不妊の改善に期待できる
男性不妊の改善に効果がある
認知症の予防
胃腸の調子を良くする
腎臓の機能を向上させる
肝臓を保護し強化する
ウィルスやガンから守ってくれる
脳梗塞、高血圧の予防効果
糖尿病、糖尿病合併症、動脈硬化の予防
狭心症、心筋梗塞、心不全の治療
痔に効果がある

摂取・吸収

体内で生成されるが不充分なため、補う必要がある
ビタミンCを一緒に摂取すると動脈硬化予防効果が高い
オルニチンと摂取すると効果が高い
ビタミンB群と一緒に摂取すると効果的
他のアミノ酸も合わせてバランス良く摂取する
アレルギー、気管炎症、ぜんそく、肝硬変、精神分裂症、統合失調症、ヘルペスウイルスなどのウイルスに感染している場合、摂取は控える

1日当たりの摂取量

1日2～4g以上が推奨されている
6歳以上の子供は約4g
大人は「体重（kg）×0.1（g）」体重が60kgの場合、摂取量は6g
2～3回に分けて摂取する
個人差があり、効果を確認しながら摂取する

アルギニンを含む食品・食材

たんぱく質を多く含む食品に多く含まれる
大豆、高野豆腐、納豆、味噌
豚肉、牛肉、鶏モモ肉
ゴマ、落花生、くるみ、アーモンド
エビ
牛乳
きゅうり

不足・欠乏

脂肪肝になる可能性がある
むくみや肥満になる
男性不妊の原因となる
成長ホルモンの分泌が少なくなり、老化現象が起こる
ウィルスに侵されやすくなる
生活習慣病などの病気を引き起こしやすくなる
アンモニアの解毒が不十分になってしまう
がんになりやすくなる

原因

アルコールを飲みのが好き
タバコをに吸うのが好き
暴飲暴食をしている
睡眠不足気味
運動をしていない
生活が不規則
ゆっくり休む時間が無い
ストレスが常に溜まる
生活習慣病を予防したい
激しいスポーツをする

過剰摂取・副作用

下痢の症状が見られる
消化器官に悪影響を及ぼす
腎臓がやられてしまい、生命に危険が及ぶ
子どもが過剰に摂取すると巨人症になる恐れがある