オオバギボウシ(大葉擬宝珠)
- 別名:ウルイ
- 学名:Hosta montana
- ユリ科ギボウシ属の多年草
- 若芽や若茎は山菜として食用
- 山地の草原・林縁に分布
- 主な産地:山形県、福島県、秋田県
- 原産:東アジア
- 旬は春
- 高さは50~100cm
- 花期は6~8月
- 花は漏斗型の白色・淡紫色
主な栄養・成分
- ビタミンC
- サポニン
- 食物繊維
- カリウム
- リン
- マグネシウム
- サポニン
効果・効能
- 病気やストレスへの抵抗力を高める
- 免疫力の回復
- 皮ふや粘膜の健康を保つ
- 利尿作用
- 鉄分の吸収を促す
- 貧血の防止
- 抗酸化作用
- 老化、動脈硬化、心臓疾患の予防
- 腸内環境を整え、大腸がんを予防する
- 便秘の改善
- 血栓の予防
- 血行促進
- 細胞を健康に保ち、血圧を調整する
- 疲労回復
食べ方
- 癖がなく、しゃきしゃきっとした食感、軽いぬめりがある
- 葉が巻いている状態のものは葉ごと食べる
- 葉が開き始めましたら、葉は捨てて、茎を食べる
- 生でも食べられる
- 和え物(ゴマ和え、酢ぐるみあえ)
- おひたし
- みそ汁
- 煮もの
- 酢のもの
- 油炒め、バター炒め、ジャコ炒め
- 塩漬け、浅漬け、味噌漬け
- 天ぷら
- サラダ
- 卵とじ
採り方
- 渓沿いの斜面で採取できる
- 若芽の頃は葉は丸まっているため、茎の根元を切り取る
- 成長すると葉が開く
注意
- オオバギボウシの若葉は、毒草のバイケイソウに似ている
- 間違って食べて中毒を引き起こす事故が多い(嘔吐、下痢、血圧降下、けいれん)
見分け方
- オオバギボウシは長い葉柄がある
- オオバギボウシは茎が細い
- オオバギボウシは葉脈は主脈から縁に向かって枝分かれしている
- オオバギボウシの芽は葉が巻いている
- オオバギボウシは苦味がない
- バイケイソウの葉には葉柄がない
- バイケイソウは茎が太い
- バイケイソウは葉脈が平行している
- バイケイソウの芽は葉が折りたたんでいる
- バイケイソウは苦く、不快な味がする