たらの芽(楤芽)
- 英語:Fatsia sprouts
- 学名:Aralia elata
- 別名:タランボ
- ウコギ科のタラノキの新芽(タラノキは全国の山野に自生、栽培)
- 山菜として食用
- 旬(天然物)は春~初夏
主な栄養・成分
- カリウム
- 葉酸
- ビタミンC
- β-カロチン(ビタミンA)
- ビタミンK
- ビタミンE
- ビタミンK
- ナイアシン
- パントテン酸
- リン
- 銅
- 鉄
- マンガン
- マグネシウム
- カルシウム
- 食物繊維
- エラトサイド
- アルファタラリン
- ベータタラリン
効果・効能
- 活性酸素から体を守り、老化を防ぐ
- 体内の余分なナトリウムを排泄し、高血圧症状の改善に役立つ
- 糖の吸収を抑え血糖値を下げ、糖尿病の予防に有効
- 赤血球の溶血を防ぎ、健康な生体膜を維持する
- 赤血球や細胞をつくり出す
- 新陳代謝を促す
- むくみの改善
- 口舌炎、皮膚炎、胃腸病、ペラグラを予防する
- 血管、粘膜、骨、歯、皮膚などの健康を保つ
- 精神的疲労を安定させる
- 強壮、強精作用がある
食べ方
- ほろ苦さがあり、もちっとした歯ごたえがある
- 天ぷら
- 和え物、ごま和え、クルミ和え
- おひたし
- 炒め物、油炒め、味噌炒め
- パスタ
- サラダ
- 煮つけ
- 田楽
- 火にあぶって味噌をつけて食べる
- 保存は、若芽を採取し、速やかに塩蔵とする
- 新聞紙で包み冷蔵庫へ保存(1~2日)
- 冷凍には不向き
- 保存したものを粕漬け、味噌漬けに加工する
採り方
- 天然物が採れる旬は4~6月上旬
- 通常、頂芽のみを採る
- マナーとして胴芽も通常は採らない
- 市販されるものもある