タンポポ(蒲公英)
- 英語:dandelion
- 学名:Taraxacum hondoense、Taraxacum officinale(西洋タンポポ)、Taraxacum platycarpum(関東タンポポ)
- 別名:フヂナ、タナ、鼓草(つづみぐさ)
- キク科タンポポ属多年草(野菜)の総称
- 食用できる
- 日本全土、野山、道ばた、あぜ道などに生える
- 多くの種は黄色い花を咲かせる
- 花期は、春~初夏
- 生命力が強く、アスファルトの裂目から生えることがある
主な品種
- 日本では西洋種、在来種を含め30種近くある
- セイヨウタンポポ(帰化植物・全国)
- エゾタンポポ(北海道・本州北部)
- カントウタンポポ(関東地方)
- カンサイタンポポ(近畿地方)
- シロバナタンポポ(関東地方以西)
- ツクシタンポポ(九州)
主な栄養・成分
- カリウム
- 鉄
- カルシウム
- ビタミンA
- ビタミンK
- ビタミンB2
- ビタミンE
- ビタミンC
- ビタミンD
- ルテイン
効果・効能
- 利尿作用
- 食欲増進
- 消化不良、便秘を解消する
- 尿路結石予防
- C型肺炎ウイルスを抑制する
- 健胃作用
- 毒素を浄化する
- 体内の老廃物を排出するデトックス効果
- 血液をさらさらにする
- 高血圧、糖尿病に効果的
- 紫外線から目を守る
- 肌や髪の毛の健康を保つ
- 母乳の分泌を促す
- 解熱・発汗・強壮作用
- 風邪による熱を下げる
- 肝臓や胆のうの不調、リウマチに有効
- 腎臓病、水腫、皮膚病に有効
- 胆汁分泌の促進
- むくみを予防・改善する
- 怒りや疲労を解消するリラックス効果
- 食毒を消し、乳腫を治す
- 抗がん作用
- にきび、おできには、タンポポの乾燥根やゴボウの乾燥種子を煎じて1日3回摂る
- 外用薬では、イボを取る
- たんぽぽコーヒーは、不眠症に有効
- 葉を煎じて飲むと利尿剤として効く
食べ方
- 花、葉、根と全てが食用できる
- 歯ごたえがある
- 多少の苦味がある
- アク抜きが必要
- サラダ(若い葉)
- スープ
- おひたし
- あえもの(ゴマあえ)
- 酢のもの
- てんぷら
- 揚げもの
- バター炒め
- 汁の実
- キンピラ
- パスタ、スパゲッティ、ソテー
- 漬もの
- 佃煮
- グリーンスムージー
- たんぽぽコーヒー(根を乾燥させ炒ったものをコーヒーの代用品に)
- タンポポ茶(葉を乾燥させ、ハトムギ茶などと配合したもの)
- タンポポワイン
- タンポポ酒