当社は今固定電話を設置していない、正確には数ヶ月前に廃止しました。会社設立日から当たり前のように固定電話を設置して営業を開始しました。なぜかって、常識だからだ。会社には固定電話が必要という常識。しかし、この常識は崩れ始めています。つまり固定電話を設置しない会社が増えています。
他の会社が固定電話を廃止した理由について詳細に調べていませんが、当社の廃止した理由をご紹介します。
現場での業務においてほとんど使わないから
ホームページ製作などの業務を行っていますが、主な顧客様とのやり取りツールはメールを使っています。最近ですとzoomやLINEなども活用させて頂いております。緊急な要件などの場合はお客様から直接携帯電話に連絡が来ることが多いです。
それだけならば、固定電話をおいても良いと考えるでしょうか。実はこれだけではない、別にも理由があります。
営業電話の受け皿専用になっていた
前述した通り、実際の業務ではあまり電話は使われていない、しかしにも関わらず電話はずっと鳴っています。そう、営業のお電話です。私は営業活動を否定していませんし、寧ろ正義と考えています。だが電話というのは非常に強力で、拒みづらいツールです。
何をしていても電話ベルがなると、現代人は無条件に出てしまうのだ！パブロフの犬のようにｗ
これが非常に非効率的、合理的ではない。
電話は偉大な発明だ、しかし時代やビジネスの進化にだんだんそぐわなくなった。というのは電話は互いの時間を拘束してしまうからです。同時に電話に向かって話さないといけません。つまり自分の都合ではなく、電話をかけてきた相手の都合に合わせないといけません。
仕事のゴリゴリの電話の場合はこの電話の即性（緊急性）に大変役に立つが、営業のお電話の場合は些か浪費の気がする。時間と電話代（固定電話をおいている固定コスト）です。
メールなら、いつでも時間や余裕ができたときで読めば良いし、画像などを送れる。
こんな調子である日つい詐欺の電話がかかってきた！！というのが固定電話を思いっ切り契約したきっかけです。それ以来特に不便など生じていないし、どうしても必要ならまだ契約すれば良いと考えています。
どうでしょうか、その固定電話は本当に必要なのか、今一度考えてみてみましょう。
