高円寺駅近くにある横並びの2軒の本屋さん、1軒は閑散としていて、もう1軒はとても人気でいつも賑わっている。そんな2軒の本屋さんの物語です。
繁盛しているお店は【文禄堂】です。もう一つのお店は【ブック】としましょう。この記事では両店からの売上データを元に書いているわけではなく、僕自身の観測や分析を元に書いていることを前提としてお読みください。
【ブック】の方はいわゆる一般的な本屋さん、【文禄堂】は外観からしてまずお洒落な感じがします。もちろん評価したいのはここではない、お洒落だから売れるとは限らないからだ。
両方とも清潔感があるし、本棚の高さ?面積?本の数?どれも納得のできる答えじゃない。立地も同じようなものだし、【ブック】のほうがむしろ広い。
では原因は何か?この間ふっと閃いた!
コンテンツ力がすべて!
当然調査のため、両方のお店に行っています。結果はすでにお伝えした通りコンテンツ力の違いが歴然たる差があることに気づいた。
【ブック】のほうはテンプレート式で本を納入して配列されているに対し、【文禄堂】のほうは明らかに思い入れが強いと感じました。無駄がない、昔こうだったから今もこうしているがないように感じる。明らかに本を選んで陳列しているスタッフさんは本のことが好きでわかる方だ。魂が入っている!
あとは、なんだか立ち寄りたくなるような内装や照明で温かい雰囲気を演出しているところとか、本以外の商品も置いてあるところとか。
僕はこの【文禄堂】さんがたまらなく好きで、よく行っています。
自分の仕事にどう応用するかも模索しています。