最新記事 記事一覧

インフルエンザは風邪薬で治るのか!?

この間のゴールディンウィーク、人生初めてインフルエンザにかかりました。パソコン仕事をしていたら、何か体の異変に気が付きました。何というか、脱力感と足のムズムズ感でしょうか。普段から座ったままのパソコン仕事が多く、運動不足気味です。なので、いつものように外を一周回ってきたら、治るだろうと思い、散歩することにしました。

散歩と言ってもちょっとハードなやつです。速足で新宿から出発して、明治通りを沿って明治神宮を目指します。明治神宮は北門から入り、本殿に向かわず、秘密「独自」のルートで南門から出ると、ちょうど原宿なのでついでに表参道や青山あたりを回り、また明治通りで新宿に戻ります。

しかしその日、思うようにはうまくいきませんでした。原宿あたりから怠さが増し、仕方なく表参道や青山を諦め真っ直ぐ新宿に戻ることにしました。ここまでは1時間くらいかかったでしょうか。歩くことにつれ、倦怠感がどんどん強まり、バス停で休憩したりしゃがんで信号待ちしたり、恥かしかったです。挙げ句に救急車を呼ぼうかとも思いました。プライドが許さなかったので、なんとか自力で家に辿り着きました。

この時は残りの仕事を続けようと頑張ったのですが、数分でもう限界でした。腰に完全力が抜けて、83歳のじいさんのように背中が完全に曲がった状態で目を開けるのさえ困難でした。開けたとしても画面の字がぼやけてしまい、よく見えなかったです。座っているだけでも物凄くしんどいので、こりゃだめだと思って横になろうと動いてみたら、首に痛みを感じました。

しかも、熱が出始めたので、あ、これは風邪だと思いました。風邪は記憶していないくらい何年も引いていなかったので、正確な対応方法が分からなかったからちょっと寝たらよくなるという経験があるので、横になって寝ました。

最悪な目覚め

外を一周回った疲れもあって、すんなりと寝れました。しかし、ここからが悪夢の始まりでした。微かに意識が戻ったのはお腹の激しい痛みのせいでした。「あ、下痢だ」、体が辛いがその辛さ以上にお腹の痛みに襲われ、トイレに行かざるを得なかったため辛うじて起きてトイレに直行しました。これを何回も繰り返しました。

最悪だと思いました。風邪はしっかりと食べないといけないのに、これじゃ全く食べれません。小さいころからお腹が弱く、よくお腹を壊すためその度に1日2日全く食べないと自然に治るので。災いは連鎖するというか同時に起きることもあるんだなと実感。

真面に寝れなかったのもあって、起きたら体調がデッドゾーンに突入。具体的に言うとまずは全身に痛み、すべての関節、骨、筋肉、皮膚が、動くともちろん痛いのですが、じっとしていても痛いのです。

中でも一番しんどいのは頭の痛みですね。首の位置をちょっとでもずらすと腹筋に力を入れないと耐えられないほどの痛みが脳を襲います。プロボクサーの本気のパンチを食らったことがないのですが、想像ではそれくらいの衝撃で、脳みそが揺らされた感覚です。

恥かしがる余裕もなく悲鳴を上げたことも、涙を流した記憶もあったりなかったりします。寝たらよくなるという計画は完全に失敗に終わりました。

それでも病院には行かなかった(下痢はつづく)

熱は測っていなかったですが、急に寒さに襲われ、全身震えることも何回が続きました。病院に行く習慣がないもので、その選択はありませんでした。こうしているうちにあっと言う間に日が暮れました。

このままでは治らないし、仕事にも支障が出るからということで、風邪薬を買おうと近くの薬局に向いました。すぐ隣なのにすごい時間がかかりました。というのは、ただでも痛いのに歩くとその振動で痛みが増すからです。なので、83歳のおじいさんみたいにしか歩けなかったです。

その薬局には薬剤師が常駐しているので、症状とかを聞いてから薬を勧めて頂けます。私は熱を測っていないので、それ以外の症状を告げるとそれは風邪ではなくインフルエンザだと断定し、さらに風邪薬では効かないよと教えてくれました。

「熱だけでも下げたいから」売ってくれないかと頼んだら、「下がらないの」と断られました。それでもいいから売ってくれと粘ったら最後は売ってくれました。その方の優しさだと思いますが、安いものを出してくれました。「効果がないものにお金を掛けない方がいい」と思ったのかもしれません。

このやり取りの最中はいつ倒れてもおかしくない状況でした。全身の痛みに伴って意識が朦朧としていました。話しているのは自分じゃないみたいだったし、相手との距離感も掴めなかったです。そのせいかお釣りがボロボロと落ちていました。

帰りはその安い薬を手に83歳のおじいさんみたいな歩き方で、、、

快復(下痢はつづく)

帰ったらすぐその安い薬を飲みました。15分くらい経った頃でしょうか、一斉に全身に汗をかきはじめました。この汗は1日くらいずっと続いていました。やっぱり病院に行かないとダメかと思っていたら、なんと体の痛みが消え始めました。これはラッキーと驚きました。

薬を全部飲み終わったころには体の痛みが完全になくなりました。ただ、頭はまだ動くと気持ちが悪くなります。あとは怠さと熱がでした。

ここで思ったのはあの薬は安いやつだから、もしかすると高い薬ならとマスクをして違う薬局に行って、前回は900いくらの薬だったから今回は2000いくらの薬を買ってきて飲みました。違う薬局に行ったのは気まずからです。

思った通りに、今度は効果が著しく表れました。熱が下がり、頭の痛みも消えました。ただ倦怠感がまだどうしても残ってしまいます。元気もありません。

まあ薬はまだ半分しか飲んでいないので、全部飲んだら治るだろうと思いました。

余談ですが、病気の最中に「治ったら、絶対風俗に行こう」とネットで本気に調べだしました。生命の危機を感じて無意識に子孫を残そうとする本能的な何かでしょうか。しかし、いざ治ってしまったらその思いも消えました。

残りの薬を全部飲み終わった頃には症状が全くなくなりました。ここまでは3日くらい経ちましたでしょうか。あとは元気が出るのを待つだけでしたね。

完治、そして正露丸

それから何日か後に元気も出て、完全に治りました。咳・のどの痛み・鼻水は多少ありましたが、すぐになくなったので、なかったといってもいいかもしれません。

下痢がまだ続いていたので、正露丸を買いました。普段なら下痢くらいは薬などに頼らないのですが、今回は特別に許可を出しました。

今回のことを参考にする方に注意してほしいのは、風邪ではなくインフルエンザだという根拠は薬剤師の方の判断とネットで調べた風邪とインフルエンザとの違いを参考したことです。つまり病院できちんと診断してもらったわけではないところです。

でも、とは言え、熱を測っていなかった以外は全部当たってますので、そこそこの信憑性があると思ってもらって構いません。もちろん、病院に行くことに越したことはありません。

ipidiw
www.influ-news.info