関西のMBSで放送されていた「ごぶごぶ(ダウンタウンの浜ちゃんとロンブーの敦がレギュラー出演)」が突如終了したことで、ファンが非常に多い番組なだけにネットでは驚きの声が続々。
更に、何の予告も無く番組が終了したため、いろいろな憶測が飛び交っています。10年目を突入したのに、「ごぶごぶ」はなぜ終了となったのか?その理由を考えてみきます。関係者ではないため、直接な情報がなく確信があっても断言あるいは断定的なことは言えません。
2014年からは、東野が抜けロンブーの淳さんが後釜になりました。しかし、淳さんを受け入れない人が多かったようです。東野のときが良かったという声が数多く見受けます。関西の番組で淳さんは受け入れられなかったのかもしれません、、、
ごぶごぶは東野さんが出なくなってから急激に評価が下がってますが。しかし、淳さんはごぶごぶで好感度上がったという事実もあるようです。
ではそもそもなぜ淳さんを起用したかというと、きっかけはTBS系列にて2005年10月18日から2013年9月10日まで放送していた番組「リンカーン」のドリームマッチで浜田さんとロンブー淳が優勝したコントでしょう。
あのコントは確かに面白かったです。内容としては淳さんが浜田さんを「いじめる」ものでした。松本さんも以前「浜田にチョッカイを出す後輩がいると絶対面白い」と言っていました。
おそらく、そのイメージが「ごぶごぶ」にピッタリだったでしょう、キャスティングした人は数あるダウンタウンファミリーを差し置いて淳さんを選んだのだから。
その後、ライセンス入れてテコ入れしようとしたみたいですが、逆効果でした。もちろん、浜田さんのコネでですが。
ライセンスが乱入する度、番組の流れがどんと変わりますから、ちょっと嫌いでした。そういう意味ではライセンスさんは不要だったかもしれません。というような意見は本当に多かったです。
ライセンスの2人がカレーを紹介するコーナーを見れば明らかです。番組の冒頭から最後まで一緒にいる回なども出てきてしまいましたので視聴者の見たいものと放送側の見せたいものがズレた結果でもあります。
「ごぶごぶ」の詳細な視聴率は公表していないようなので、確かな参考になるデータはありません。ただ一度だけ、2015年1月20日放送分では「祝!高視聴率 深夜で10%越え」とあっただけに、視聴率が落ちったと言われていますが、実際のところは関係者にしかわかりません。
ネットでは、「東野の時代から淳になって視聴率だいぶ下がってたからですね」「つまらないから観なくなった」と「評判が落ちった」をような書き込みは数多くあります。
因みにスケジュール合わないというのはありえないです。今まで大丈夫だったし、急に合わなくなることなど考えにくい。もしスケジュール問題ならきちんと説明するでしょうし、新しい人を入れるなどしているはずです。結果、番組が終わったあとでも2人のスケジュールが問題だったような事実はありませんでした。
一番組(リンカーン)のコントコーナーで「ごぶごぶ」の人選したスタッフはどこまで配慮したでしょうか?考慮すべきは番組以外にあるいは以上に浜田さんのことを理解しきれていないのではないかと思います。もちろんこれは結果論です。
さて、番組では「ごぶごぶ」とは言え浜田さんが東野さんをいじめたり、スタッフを困らせったりるのが面白かったし、稀に東野さんやスタッフが浜田さんに噛み付くのもまた「ごぶごぶ」の醍醐味でした。
また、浜田さんを心から慕っている東野さんを見ていると安心感が得られ、ほっとします。たとえば、東野さんはいつも浜田さんの方に向いて話したり、道をあけながら浜田さんを案内するような動きをとったりするところです。
これと対照的に淳さんになってからは番組の「一体感」がどんどん薄れていきました。しかし、出演者の半分も変わったら、そりゃ番組の「味」が変わるのも当然のことでしょう。
ですが、やはり「ごぶごぶ」は浜田さんがキーパーソンである以上、ここから番組を展開していくべきです。浜田さん中心から浜田さんと淳さんが番組を2分する本当の意味の「ごぶごぶ」になってしまった。
淳さんが浜田さんに敬意を払っていないと言っているわけではありません。また単純に敬意を払うかどうかの話でもありません。繰り返しになりますが、一体感がなくなってしまった。
抽象的な話が好きなわけではありません、どう説明すればいいかわからないからです。「ごぶごぶ」のファンならきっとわかっていただけます。
もしかしたら、浜田さんは淳さんになった時点でもう、番組の終了を予想していたのかもしれません。だからライセンスを起用した、どうせ終わるのでかわいい後輩にチャンスを作ってあげるという。
「ごぶごぶ」にかかわらず、基本は浜田さんのドSぶりやわがままに振り回され、そしてたまに反撃するというバランスが浜田さんを一番生かす法則ですから、テレビ関係者のみなさん!このバランスが崩れると「ごぶごぶ」のように終わりますから。
結論から言いますと浜田さんは知っていたが、淳さんは知らなかった。もっと正確に言うと浜田さんは番組が終わることを知っていたが、詳細な終わり方は把握していなかった。淳さんは番組が終わることも、もちろん終わり方も知らなかった。
まず、番組が終わることをダウンタウンの浜田さんに伝えないなんて、ありえないことです。そして最後のライオンキングがあるビルに入ってから浜田さんの呟きに注目すると「あ~、なるほど」「分かった!」、ビデオレターを見る直前に「泣かすやつ?」と言っていました。さらに、終わることよりも終わり方に大笑いをしていた。
それと対照的に、淳さんは最後のシーンであるビルの屋上のヘリポートで毎日放送制作局長の岡田さんからのビデオレターで伝えたあと、「え、終わんの?!」と驚き、顔がちょっと引きずっていました。
因みに、浜田さんMCで新番組「ケンゴローサーカス団」という番組が「ごぶごぶ」の後番組としてスタートしました。
仮説ですが、そのまま東野さんやっていたならいつまでやったでしょうか?一応、今後特番もやるそうですが、どうなることやら。