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献血は自分のために行ってます

献血に行っているってちょっといい人感があります。いいことをしている自分にちょいと気分もいいんです。大義名分や貢献精神ももちろん大事ですが、ここは割り切って気軽にそんな自分が好きで結構だと思います。社会の役に少しでも立っていると思うとやや自信がつきますし。

きっかけは覚えていないですが、1回目は池袋の献血ルームでした。その後は全部新宿の献血ルームに行っていますね。私の知るかぎりでは新宿の東口だけでも献血ルームが3つあります。献血は今ブームなんでしょうか、いつ行ってもたくさんの人がいます。

献血ルームはそれぞれの雰囲気があって、病院の待合室見たいなところもあればおしゃれなところもあります。いろいろなところが協力しているみたいなので、内装のインテリアとかイベントとかが面白いです。僕はノリが悪い人間なので、あまり参加はしないのですが、その平和な感じがすごく好きです。

無料で占いをやってくれたり、謎解きのコンテストなんかは学生に戻った気分でした。占いは参加していなかったのは興味がないよりももしも普通の人生だと言われたら凹むと思ったからです。自分の未来に「何か!」がある方がわくわくしますからね。

占いに関しては僕信じる方で、なぜなら「統計学」だと考えていますから。長い歴史の中の膨大なデータを使って抽出した「共通点」ですから、極めて科学的と言えます。何かを言われたら引きずるタイプなので、信じているからこそ行かないんです。僕はあまり休憩をしないでさっさと帰りますが、実際は30分くらいゆっくりしてから帰れよって言われていますけどね。

一度だけあまり食べていない時期に献血に行って帰ったあとは気力がなくなって、横になる以外何もできませんでした。しようがなく5時間くらい寝てようやく動けるようになった経験があります。ほんとは献血後に体調が悪くなったら、献血センターみたいなところに電話しないといけないらしい。

ドリンクは基本飲み放題ですが、僕はいつもほっとココアを好んで飲んでいます。献血ルームのスタッフやナースたちにうるさく飲め飲めと言われます。献血した分の水を補給しないといけないから、献血終わったあとでも必ず飲めって言われます。

受付でのアンケートは病気関連の質問などはもちろん聞きますが、その日に何時に何を食べたか?昨日の睡眠時間も必ず聞かれます。一度だけ朝ごはんを食べいなかったことで問診の先生に献血を断られました。万が一何かがあったら大変ですからね、医者も責任は取れないので、理解しているつもりです。

記念品みたいなものもたまにもらっていたが、捨ててました、実用性がないのと献血マスゴットのマークがあるから使いづらかったです。あと、たまにですかねー、可愛い女の子がいますね。

体調の管理とチェックができる

受付でまず体重と血圧を各自ではかります、こういう機会がないと普段はなかなか血圧を測定することがないので、僕の場合は銭湯に行くときか献血のときしか体重を量らないから、以外と役に立っています。 

血液型もはじめての献血のときに調べてもらって分かったんです。友達にBかABだろうと言われていたが、なんとAでした、ちょっとショックでしたね、Aなんてダサいと思っていましたから。

献血の何週間後に血液の検査結果が登録した住所に届きます、最初は意味のわからない名称やいくつなら正常なのかがわからない数値がずらりと並んでいます。回数を重ねることに自分なりに調べて、前回と比べたりして下がったか上がったかをチェックしたりします。

この検査はなんと病院だとお金がかかるらしい、献血だと無料でやってくれます。

問診が終わってまず採血して血液を簡単に調べるところは本番より細い針でより血管が細い腕を使うんですが、針を刺すときはいつもちくっと痛いですが、この前に行ったときのナースさん、痛みところが刺した感覚がない!びっくりして褒めまくりましたよ。

血液をきれいなものに総入れ替え

6回あたりからは意外なところにこだわるようになりました。献血するには献血カード(日本赤十字が印字された赤いカード)が必要で、その裏面には整理番号、名前、血液型、献血した回数と次はいつから献血できるかの日付が印字されています。

その献血した回数が増やすことのために行っているといっても過言じゃないくらいある種収集癖みたいなものにハマっています。回数が増えて印字が更新される度にうれしくて達成感を味わえます。特に10回を超えたあたりは優越感を感じましたね。

献血に行くようになってから5年くらいが経ちますが、ずっと1回400mlを献血していたんです。間隔が3ヶ月で、しかも1年に3回しか行けないというルールがあります。あとで知ったのですが、男性でも200mlを選択できるようです。女性はまたいろいろと献血基準が違うみたいですが。

200mlにした場合は間隔が短いので、もっと回数を稼げますが、それを知ったときは今まで全部400mlだったのに、途中で200mlになるのが気持ちがわるいから、400mlのままで献血し続けることにしました。

血液は体重の約1/13といわれていて、体重÷13≒血液 kgとなります。血液1リットルの重さは約1 kg、という方法で自分の血液量を出して、そして400ml×今までの回数で計算してみるとすでに献血した量が自分が持っている血液量を超えています。

でも、あくまで計算上のことなので実際は全部きれいに新しいものになったわけではないです。いつもでになっても古い血液が必ず混ざっているので、99.99999%みたいなことになると思いますが、でも大体は献血量が血液量の3、4倍になったら一応一遍きれいな血液になるだろうと考えています。

血液をきれいにするメリット

病院での検査と言えば、必ず血液検査があるほど、血液は極めて重要な役割を担っています。人間が死ぬ本当の原因として、脳が破壊される以外はほぼすべてのケースは血液が関係しています。

様々な病気の原因物質が血液の中に存在し、ほとんどの病気は血液が正常でない状態から起こり、血液の汚れは病気や老化の原因になります。反対に、血液を綺麗にすれば、その様な悩みは改善されると言う事になります。

運動不足、ストレス、心身の過労、食事の不摂生、過剰な冷暖房、虚弱体質、化学添加物などが血液を汚しているのです。通常は血液中の老廃した血球や異物、細菌を捉え破壊する脾臓、血漿から老廃物を取り除く腎臓が血液をきれいにしてくれていますが、これらの臓器にも寿命があり、機能低下があり、限界があるので、これらの臓器の負担を減らす意味でも献血は最適です。

献血は他人にやさしい、自分にもやさしい。