アメリカ建国の父・政治家・物理学者、彼が提唱した十三の教訓です。ベンジャミン・フランクリンは、毎週ひとつの教訓をテーマに生活していたと伝えられています。
飽くほど食うなかれ。酔うまで飲むなかれ。
自他に益なきことを語るなかれ。駄弁を弄するなかれ。
物はすべて所を定めて置くべし。仕事はすべて時を定めてなすべし。
なすべきをなさんと決心すべし。決心したることは必ず実行すべし。
自他に益なきことに金銭を費やすなかれ。すなわち、浪費するなかれ。
時間を空費するなかれ。つねに何か益あることに従うべし。無用の行いはすべて断つべし。
詐りを用いて人を害するなかれ。心事は無邪気に公正に保つべし。口に出ですこともまた然るべし。
他人の利益を傷つけ、あるいは与うべきを与えずして人に損害を及ぼすべからず。
極端を避くべし。たとえ不法を受け、憤りに値すと思うとも、激怒を慎むべし。
身体、衣服、住居に不潔を黙認すべからず。
小事、日常茶飯事、または避けがたき出来事に、平静を失うなかれ。
性交はもっぱら健康ないし子孫のためにのみ行い、これにふけりて頭脳を鈍らせ、身体を弱め、または自他の平安ないし、信用を傷つけるがごときこと、あるべからず。
イエスおよびソクラテスに見習うべし。