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抗酸化作用

  • 英語:antioxidative effect
  • 抗酸化作用とは、活性酸素を抑え、身体が酸化するのを防ぐ作用
  • 本来、体には活性酸素を抑える抗酸化力がある(20歳前後を境に年齢とともに弱くなっていく)
  • 酸化とは、活性酸素による、人間の身体は物が錆びたり、くさったりするように劣化すること

活性酸素

  • 人間は酸素を取り入れエネルギーを作る、その一部が化学変化を起こし活性酸素を発生させる
  • 活性酸素は、生きている限り、全身の細胞で発生し続ける
  • 活性酸素はウイルスや細菌を排除するが、過剰に発生した場合、健康な細胞を攻撃し老化やほとんどの病気の原因となる
  • 過剰に発生した活性酸素は、身体を酸化させ、有害な過酸化脂質の生成を促し、動脈硬化、高血圧、悪性腫瘍(がん)、糖尿病、高脂血症、肝臓機能低下、心臓病、脳卒中などを引き起こし、老化(シミ、シワ、肌荒れ、くすみ、白髪など)を早める

活性酸素の発生原因

  • 食品添加物
  • 喫煙(タバコ)
  • 多量飲酒(お酒)
  • 食生活の乱れ
  • 栄養素の不足
  • ストレス
  • 疲れ
  • 激しい運動
  • 大気汚染、環境汚染
  • 車の排気ガス、電磁波、放射線、環境ホルモン、殺虫剤、農薬
  • 紫外線

抗酸化物質・成分

  • 抗酸化物質とは、抗酸化作用を持つ物質
  • ビタミンE
  • ビタミンC
  • ビタミンA
  • 亜鉛
  • セレン
  • βグルカン
  • βカロテン
  • イソフラボン
  • アントシアニン
  • ルチン
  • ルテイン
  • リコピン
  • カテキン
  • ケルセチン
  • アスタキサンチン
  • αリポ酸
  • コエンザイムQ10(CoQ10)
  • クロロゲン酸
  • ロズマリン酸
  • セサミン
  • カルコン
  • ゴマリグナン
  • クルクミン
  • タンニン
  • スルフォラファン
  • カプサイシン
  • フコイダン
  • ペクチン
  • クエン酸

食品

  • バナナ(最も抗酸化作用が高い)
  • かぼちゃ、ニンジン、レンコン
  • キャベツ(若いキャベツのほうが抗酸化作用が高い)
  • ニンニク、ショウガ、ネギ、セロリ
  • ほうれん草、しいたけ、キノコ
  • 蕎麦(そば)
  • 大豆(大豆食品)
  • 緑茶、お茶
  • ブルーベリー、カシス、ラズベリー、レッドレズベリー、ブラックベリー、イチゴ
  • アボカド、トマト
  • アーモンド、ゴマ
  • 唐辛子
  • うなぎ、鮭、イクラ
  • じゃがいも、ブロッコリー
  • ウコン、コーヒー、赤ワイン
  • シソ、ケール、明日葉
  • リンゴ、柑橘類
  • 牛肉、卵、牡蠣、牛や豚のレバー
  • ピーマン(特に赤や黄色)、ナス、きゅうり
  • 海藻

運動

  • 激しい運動は活性酸素を過剰に発生させ酸化を増幅させる
  • 適度な運動は健康維持に有効
  • 適度な運動は抗酸化作用を高める