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人工知能AIによる自動運転、人間の運転が犯罪になる!

近頃の最先端技術といえば、やはり人工知能AIでしょう。その最先端の先頭に立っているのはやはりあのGoogleでしょうか。今回はその人工知能AIによる自動運転について現実的予想を立てる。

自動運転の分野においては、かのイーロン・マスクが率いる「テスラモーターズ」をなしにはこの話はできない。イーロン・マスクといえば、「スペースX」のCEOを務め、「PayPal」を設立した人物でもある。

Facebookのマークザッカーバーグがビル・ゲッツの再来ならば、イーロン・マスクは次世代のスティーブ・ジョブズでしょう。この人からは目が離せない。

車もパソコンとスマホと同じように、ソフト面とハード面があり、ハード面の車は既存の車メーカーたちがこの必ず迫りくる新時代をどう乗り越えるかあるいはどう利用するかにしのぎを削る。

車文化は間違えなく変わりつつあり、変わっていきます。これからは経験したことのない、車の概念そのものが変わってしまうだろう。テラスモーターズで言えば、車は電気製品になる、つまりただの家電になってしまうのだ。

ステラモーターズは完全なる電気自動車で、ハイブリッド車で実現しにくいスピードに関しても、スポーツカーと肩を並べる。トヨダの水素自動車どうなるかは分からないが、時代は電気自動車だ。僻みですが、街中で爆発音を得意げに鳴らしながら走っているスーパーカーは痛々しくて、見てられない。

無論、自動運転の核となるのはソフト面であり、人工知能である。研究開発は主に二つのパターンがあり、自動車会社と人工知能研究開発会社が提携してやるか、テスラモーターズみたいにハード面もソフト面もすべて自前でやるかです。分かりやすく言うと往年のMicrosoftとAppleの違いです。

どちらが正しいかの問題ではなく、情熱があればどちらでもうまくやっていくでしょう。ビジネスの観点からすれば、どちらが早く実現できるかそして将来的にどちらが市場シェアをより大きく取れるかが焦点であります。どっち道Googleとテスラモーターズしか生き残らないでしょう。

今の勢いでいくとテスラモーターズがいち早く完全自動運転を実現させ、その他の自動車はGoogleのAIを搭載することになりそうです。ジョブズが生きていれば必ず参戦するが、彼を失ったAppleはそんな情熱はあるだろうか。

私も少しずつAIを勉強し始めていますが、日本のAI研究は最初から相手にされていない現実はちょっと悲しい。

自動運転も今が初期段階でまだまだ現存の交通ルールや交通環境の中でやっていくしかないですが、完全自動運転の誕生・普及により交通事情も確実に変わっていきます。今では考えられないような光景が街中に広がることでしょう。

希望を込め、現実的な予想をします

これから話すことは決してSFなど遠い未来のことではなく、極めて現実的ですぐそこにあるものです。僕の友達ですでに40代ですが、未だに免許を持っていません。人生で運転をしたことがない、そんな人も実に多いでしょう。

しかし、心配不要、慌てて免許を取りにいく必要もありません。完全自動運転の普及により免許という制度が廃止され、自分家の敷地外の運転が犯罪になるから。

そのため、専門車以外の運転席も簡易なものになっていきます。運転席といってもハンドルとかアクセル、スクラッチもなく、あるのはコントロールパネルだけで、もちろんラジコンのように遠隔操作もできます。誰も乗っていない車が普通に走っているでしょう。

すこしだけ話を戻す、人間の運転が犯罪になる部分です。人間の運転は実に危険な行為で、誰もが仕方がないと思っているから今まで何人か死のうが許されてきた。交番の掲示板を見てみてください、毎日です事故が。

今でこそまだ実験段階ですから、不安定な部分は否めないが、これが自動運転の社会になれば事故なんか限りなく0になる。それでも完全に事故がなくならないのは、はやり人為的ミスは避けられないからです。

今問題になっている高齢者運転による事故はもちろん解決、当て逃げなんて馬鹿らしいこともなくなり、犯罪者が車での逃走劇もできなくなる。GPSと持ち主への認証精度が格段にあがり、車を盗まれる心配もほぼなくなる。

残念なのは、私もお世話になった自動車学校は全部つぶれることに。AIはルール違反しないため、白バイも消え、駐禁をきっているオジサンも失業だ、しかし心配不要、新たな需要はいくらでも生まれる。

特権は付くけれど、パトカー、救急車、消防車ももちろん自動運転です。

現在施行中の交通ルールは9割が見直され、移動がもっと効率よくなる。たとえば渋滞がほとんどなくなる、なぜなら渋滞の元凶である「一時停止」は自動運転なら車同士の通信により、予めに減速することで避けられる。渋滞情報も統計的に効率よく利用されることでしょう。

高速道路のスピード制限もなくなり、新幹線、夜行バス、飛行機の利用者数は激減。ごめん、タクシーの運ちゃんも失業だ。実はここが大きくて完全自動運転でタクシー会社の運転手への人件費がなくなり、もっと手軽にタクシーを利用できるようになる。するとバスを待つ時間もわざわざ駅まで行って電車に乗るのも空しいなだけ。

さて、完全自動運転の普及した社会、思う存分に想像力を発揮しよう。そうなった時、車はすべてセンサーで動くので、人間のための信号機、道路標識、道端にひかれた白線などなど皆すっきりなくなる。

自動運転の精確さは人間を遥かに凌ぐため、今まで2車線道が3車線になったり、中央分離帯もなくなる。さらに、左車線と右車線が時間代によって、増やしたり減らしたりすることが可能に。そうなると渋滞はテーマパークに行かないと体験できない、もはや資料映像にしか存在しない現象だ。

一応、横断歩道の信号機は必要です、やはり我々は目でみて判断する生き物ですから。ただし、誰も待っていない横断歩道は自動運転車はそのまま通過します。肉眼で見れる範囲より遥かに広くて精確、というより横断歩道にセンサーを付けて何メートル以内に人がいないことを発信すればいいわけだ。その人が全力で走って来てかかる時間と車がその横断歩道を通過できる時間を絶えず瞬時に何度も何度も計算すれば容易に実現します。

自分の居場所を知らせるためのランプ以外がなくなるでしょう、眩しいあのヘッドライトはなんとかならないのかとずっと昔から思ってます。悪天候も暗い夜道もおかまいなし。

車の形もデザインも変わるでしょう、もしかしたら前か後ろか不明なやつに。そうすると人々が車に対する価値観もガラリ変化するだろう。

しかし、タクシーやレンタルサービスがいくら発達しても、自家用車はなくならないでしょう。人はいつになっても「自分専用」「自分の」をやめられやしないのだ。

飲み屋でこの話をあの運転免許を持っていない友達に話したら「そんなうまくいかないでしょう」とね。