梅(うめ)

  • 英語:Japanese apricot,Japanese flowering apricot
  • 学名:Prunus mume Sieb.et Zucc.
  • 薔薇(ばら)科サクラ属落葉高木・果実
  • 果実は6月頃に黄色く熟す(熟しても酸味が強い)
  • 花期:1月~4月
  • 5枚の花弁がある白・ピンク・赤の花を咲かせる
  • 原産:中国
  • 主な産地:和歌山県、群馬県、山梨県
  • 旬は、品種により異なり、おおよそ5月~7月

種類

  • 小梅:粒が小さい、旬は5月中旬~6月初旬
  • 青梅:色が青く、未熟なうちに収穫し、主に梅酒に使う
  • 完熟梅:熟してから収穫され、主に梅干しに使われる

主な品種

  • 南高梅(和歌山県代表的な品種、粒が大きく皮が薄く果肉が肉厚で柔らかい、梅酒・梅干し・甘露煮などに、6月中旬~7月初旬)
  • 古城(和歌山県で多く栽培、主に梅酒に利用、青梅の一級品として青いダイヤと呼ばれる、旬は5月下旬頃から)
  • 白加賀梅(関東を中心に出回る、果肉は繊維が少なく緻密で肉厚、旬は5月下旬頃から)
  • 杏梅、八助(果肉が紅い物、杏と梅の交配種、梅干しに利用)
  • 竜峡小梅、甲州小梅(カリカリ梅干し・赤い梅シロップなどに利用)

主な栄養・成分

  • クエン酸
  • リンゴ酸
  • コハク酸
  • カリウム
  • β-カロテン
  • ビタミンE、C
  • ビタミンB1、B2
  • カルシウム、リン
  • 食物繊維

効果・効能

  • 疲労回復
  • 血流を改善し、動脈硬化などの生活習慣病を予防する
  • 血液をサラサラにする
  • 血液の浄化する
  • 貧血予防
  • カルシウムの吸収を助け、骨や歯の強化、イライラの解消につながる
  • ストレスや不眠症を解消する
  • 精神安定効果
  • 食中毒予防する殺菌・解毒効果
  • 食事の酸性を中和する(アルカリ性)
  • 整腸作用
  • 便秘解消
  • 食欲を増進させる
  • 新陳代謝促進作用
  • 冷え症の改善
  • 美容効果
  • 肌の老化防止や肌のはりを保つ
  • しみ、そばかすを防ぶ
  • 皮膚のハリやツヤの維持
  • 老化防止
  • 夏ばて予防
  • 肝機能をあげる
  • 二日酔いの予防・改善
  • 鎮痛効果
  • 抗アレルギー作用

食べ方

  • 生のまま食べる事は出来ない
  • 梅酒
  • 梅干し(食べ過ぎると塩分のとり過ぎになる)
  • カリカリ梅
  • 焼き梅
  • アルコールや塩漬け
  • 梅肉エキス
  • 梅ジュース
  • 梅シロップ
  • 梅ジャム
  • 丸みがあり香りがよく、傷や斑点のないものを選ぶ
  • 梅干しには、ある程度熟した黄色いもの、硬めの梅干しなら青みが残るものを選ぶ
  • 梅酒には、青く硬めのものを選ぶ
  • ジャムには、完熟したものを選ぶ
  • カリカリ小梅には、青みがある小梅を選ぶ
  • 常温の冷暗所で保存